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真っ当な意見は非主流。

橋本徹氏。
「(ワクチンが普及した)イギリスは、今、1日あたり2万7000人、2万8000人の感染者数です。それでも社会経済活動は完全に再開していこうという発想なんです。……日本でも特に感染者数のうち65歳以上の高齢者数の割合が1割切っているという報道も聞いてますから、重症者化リスクがそんなに伸びないんだったら、ある意味、感染者数は容認していかないと」

なぜこの真っ当な意見が主流にならないのか。
謎です。

そして、謎だけならいいのだが、市井には緊急事態宣言になれば苦しむ人がたくさんいることを忘れてはいけないのだ。

そして、緊急事態宣言という言葉の何という軽さだろうか。
新型コロナは日本語を本当に軽くしてしまいましたね。
「勝負の2週間」とか「今だけは我慢」とか。

緊急事態宣言は、「国民生活及び国民経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある事態」において宣言するとされている。
しかし、日本全体の死亡者数は減少しているわけで、緊急事態宣言そのものの方が、感染症よりも「国民生活及び国民経済に甚大な影響」を与えていることに異論の余地はないだろう。

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