このあいまいな心といふもの ~「心」 椎名林檎 / 東京事変
このあいまいな心といふもの
「心」
誰にでもあるのに、わかるようでわからない。
このあいまいな「心」といふものはいつどのようにして認識されたのか。
能のシテ方でもある安田登さんの著書「あわいの力」によれば、それは3000年ほど前の出来事なんだそうだ。
殷の時代の中国において、文字(甲骨文字)が発明された時がそのタイミング。
つまり、文字によって、あいまいな「心」というものを具現化し、形象化し、結果、自己認識するに至ったということらしい。
「心」=「自己認識」
文字