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音を日常の彩りに

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人は毎日、日常的に衣を纏う。その日の気分に合う色をチョイスして。日常に彩りをもたらすため。誰かが奏でた音。音楽。そんな音に力を借りて、毎日に少しでも彩りをもたらす事ができれば幸い…
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#音楽好き

踊っているかのような指揮者 カルロス•クライバー「ベートーベン交響曲第5番「運命…

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hisataroh358
4年前
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Good ByeにGoodがつく理由 〜 「Still Crazy After All These Years」 ポール・サイモ…

Good Luck & Good Byeいつまでも誰かに恋い焦がれる熱い思い。 そんな思いを歌う時。熱量を…

hisataroh358
2年前
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「今日もいい日でありますように」 スターダスト・レビュー

神社では、お願いをするのが普通ですよね。 でも、もし可能ならば、神社ではお願いをするより…

hisataroh358
1年前
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真夏の暑さが醸し出す魔力 ~ 「ミスター・サマータイム」サーカス

もう遠くに行ってしまった、Mr.Summertime。ちゃんとした名前はあるけれど、あの夏の日に、自…

hisataroh358
1年前
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「Love Is Blind」 ジャニス・イアン

Love is Blindという言葉は、 シェイクスピアの「ベニスの商人」での記述がその起源となりま…

hisataroh358
1年前
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その曲に勇気をもらっていた 〜 「ミラクルガール」 永井真理子

その曲を聴くと、嫌なことを忘れることができた その曲を聴くと、つらい部活も乗り越えられる…

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hisataroh358
1年前
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700記事達成記念 〜 「あした世界が終わるとしても」あいみょん

自分自身の守りかた。 それは誰かを愛すること。 そのためには自分を磨いていく必要がある。 それは自分との永遠の誓い。 あした世界が終わるとしても。 そんなことを想える相手と出会ったとき 消えない灯りが心の中にゆらめき始める。 それを動力源として 次第に大きくなり隠しきれなくなる想いのままに。 今日も生きている。 生きていける。 奥の方から身体を突き動かす灯りを見つけたから。 自分自身の守り方をようやく、、知ったのだから。

ボブ・ディラン「Not Dark Yet」 ~ まだ暗くない、でも、、

30枚目のスタジオアルバム『Time Out of Mind』(1997)に収録されていた「Not Dark Yet」(ま…

hisataroh358
1年前
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山下達郎 「Donuts Song」

80年代の田舎町ではドーナツはまだ珍しく、近隣の都市部にあるデパートに行かないと食べられま…

hisataroh358
1年前
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「早春物語」 原田知世

春。日本は新しい始まりの時期にこの季節を選んだのは素晴らしいことだと思います。 暖かくな…

hisataroh358
1年前
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いつでも四季は巡ってくる 〜 「馬と鹿」 米津玄師

国破れて山河あり 中国の詩人、杜甫の「春望」という漢詩があります。 安禄山の反乱の最中、…

hisataroh358
2年前
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自分の予約席はその先に・・ 〜 「予約席」 さだまさし

時間は絶えず流れていく 季節は絶えず移り変わっていく 天気や気候ですら同じときはない 生き…

hisataroh358
2年前
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閉ざされた空間の静かな、儚い音色が、共鳴しあい宇宙を創り出す 〜 「水琴窟」 東京…

日本庭園の装飾の一つ「水琴窟」 水琴窟というものをご存じでしょうか。 水琴窟(すいきん…

hisataroh358
2年前
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このあいまいな心といふもの ~「心」 椎名林檎 / 東京事変

このあいまいな心といふもの 「心」 誰にでもあるのに、わかるようでわからない。 このあいまいな「心」といふものはいつどのようにして認識されたのか。 能のシテ方でもある安田登さんの著書「あわいの力」によれば、それは3000年ほど前の出来事なんだそうだ。 殷の時代の中国において、文字(甲骨文字)が発明された時がそのタイミング。 つまり、文字によって、あいまいな「心」というものを具現化し、形象化し、結果、自己認識するに至ったということらしい。 「心」=「自己認識」 文字