待つということの意味 〜「待つわ」 あみん
待つということ。
大抵は片思いの場合に訪れます。片思いというやつに端を発する感情には、やるせなさや、嫉妬、寂しさといったものがあり、その感情は今に始まったものではなく、平安の昔からはるか昔、つまり人が人として存在したときからのもの。
そして、人々はその感情を歌に託してきました。思いは自分の中にあっては、浄化されないものですから、いわゆるアウトプットは、精神や感情の均衡には非常に有益であったと思うのです。
たとえば、
君待つと 我が恋ひをれば 我がやどの すだれ動かし