マガジンのカバー画像

音楽と映画にまつわる記事特集(2024/10/23更新)

204
ロックンロール史、世界と日本の音楽シーンをまとめています。90年代まで10年ごとの考察です。 アルバムレビューの有料記事も掲載しました
音楽、特にロックの歴史について俯瞰してまとめています。初心者の方でもわかりやすいように、動画もたく…
¥1,200
運営しているクリエイター

#ハードロック

エアロスミス雑感 ~ 前半は彼らの才能の赴くままに、後半は+コラボで再生

エアロスミスは、大きく分けると、2つの期に分けられます。 前半は、1980年代の初期の頃まで。 後半は、1980年代後半から現在まで。 何がちがうかというと、後半は、外部ソングライターを多く起用するようになっている点です。伴い、楽曲の質自体も向上。

¥300

カセットテープが日常にあった時代 〜 自分だけの洋楽バラード集

FMステーションちょっと実家に帰って、本棚を見渡してみる。目に入るのが無数のカセットテープ。そこで、青春時代を共にしたカセットテープのことを書いてみようと思います。 唐突ですが、FMステーションという雑誌をご存知でしょうか

¥500

或る日のアルバムレビュー ~ デフ・レパード「ヒステリア」

この記事はメンバーシップに加入すると読めます

音が個性的だった時代から、音は普遍的な時代へ。そして、個性が際立つ時代へ。Bon Jovi体験記Vol.6

普通のロックバンドへ ボン・ジョヴィも2000年に入る頃から、ハードロックというよりは普通のロックバンドに変化していきました。 ある意味普遍的なロックというか、馴染みやすい音楽になったというか。 もちろん楽曲の質が落ちたということではありません。 これはブルース・スプリングスティーンやU2が歩んだ道と同じですね。ある程度、人気がでてくると個性的な音よりも大衆的な音に変わっていく。面白いのは、その方が楽曲の質も上がっていることですね。 普遍的・王道ポップ。 現在のボ

ハノイロックスの記憶

この記事はメンバーシップに加入すると読めます

第1期:Before being a Highway Star 〜 Deep Purple ストーリー Vol.1

70年代ロックの雄も、もはや70-80代に突入しようとしています。今から50年前の話ですからね。。。当時の20代30代は。。。。 というわけで、70年代ロックの歴史は、これまで振り返ってきましたので、今度は70年代を駆け抜けたバンドにスポットをあててみようと思います。 第1回目はディープパープル。 【70年代ロック史まとめ記事】

¥500

第2期:They Were The Highway Star 〜 Deep Purple ストーリー Vol.2

Live at 武道館武道館というのは、その名の通り、武道の館です。日本語でいうところの「道」をつかさどる武術の聖地。 柔道、合気道、剣道、、、、 この武道館がいつの頃か、音楽の聖地、音楽家のあこがれの地・目標の地となるわけです。 実際は、いわゆるコンサートホールではないですので、ロックにしてもなんにしても音を聞くための空間ではないのですけどね。(そのため、武道館公演には、結構な音響資材・器具が必要。ビートルズライブでは、音をマイクで拾うような状況だったようで、音が聞こ

¥500

70年代~80年代ロック史からの考察 / 第4期:They Didn't Keep on Moving〜Deep Purple ストーリー Vol.4

70年代中旬の音楽史的な動き

¥500

第3期:Stormbringer is Coming〜Deep Purple ストーリー Vol.3

黒人主体の音楽と白人主体の音楽の合体

¥500

00年代以降のヘヴィメタル・ハードロックシーン

番外編です。 00年代以降、特に90年代後半の数年からのヘヴィメタル、ハードロックシーンの動きを見てみます。 *これまでの記事はこちら。 再結成、出戻りがブームに1、ジューダスプリースト メタルゴッドとまで言われたジューダスプリースト。このバンドの顔というべき存在のボーカリスト、ロブ・ハルフォードが脱退したのが迷走の始まり。 後任ボーカリストを入れて再起を図るも、やはりあの声を懐かしむファンは多く。また、音楽性をヘヴィな方向に変えてしまったこともあり、凋落。 ■新

¥500

Bon Jovi体験記Vol.5、初夏の横浜スタジアムで感じた一体感(思い出しライブレビュー)

1996年の初夏の頃横浜スタジアムでボン・ジョヴィのライブに参戦いたしました。 横浜に来て最初の頃は、どうも出不精になってしまっていました。部活をやっていたので遠征や合宿などで忙しかったということもありますが、それ以前に渋谷や横浜の繁華街が怖かったんですよね。人混みに圧倒されていましたし、キレイとはいいがたい街並みにもまた、強烈な嫌悪感があったのを覚えています。 そんな状況が重なり合って、なかなか東京・横浜という町自体を楽しむことができていませんでした。 1年が経ち、や

¥500

Bon Jovi体験談Vol.3 1984年という疾走前夜 〜 「孤独のランナウェイ」

この記事はメンバーシップに加入すると読めます

初期の初期ある程度とあるアーチストを聞きはじめると音源をさかのぼって聞きたくなってくるのは音楽好きの性(サガ)というものでしょうか。 3枚目「Slippery When Wet」、5枚目の「Keep The Faith」と辿り、ついに目線はデビュー当時のボン・ジョヴィに向かうのでした。 これには伏線があります。 おそらく86年~88年あたりに発売になったプロモーションビデオ集(VHS)がそのきっかけ。プロモ自体も楽しいのですが、こういうビデオの醍醐味はアーチストの素の姿

¥500

ケルト・アイリッシュミュージックのルーツを辿る旅 ~ Thin Lizzyの伝説その4 「ジョン・サイクスというギタリストのもたらした奇跡」

この記事はメンバーシップに加入すると読めます

Thin Lizzy – 「Still In Love With You」 ヘヴィ・メタルの復権1980年前夜。 英国ロンドンのアンダーグランドシーンには、地上で隆盛を誇るニューウェーブに反旗を翻すべく、より屈強で激しく、ハードなロックンロールを志向する面々が多数、巣くっていました。 彼らがモチーフとした音楽の原型は、この時期オールドウェーブと蔑まされていていた古き良きロックンロールだったんです。 やがて地下に充満したその熱量が、飽和して、沸点を越える時期が到来します

¥500

ケルト・アイリッシュミュージックのルーツを辿る旅 ~ Thin Lizzyの伝説その3 「ニューウェーブ下での原点回帰」

アイルランドからはU2、クランベリーズ、ヴァン・モリソン、チーフタンズ、ケルティックウーマン、そしてエンヤと、音楽的背景が想像できるようなミュージシャンが数多く誕生しています。 Celtic Woman「You Raise Me Up」 その中に、ハードロックというジャンルで語られる二人の人物もおりまして、それが、泣きのギター職人ゲイリー・ムーアと、ベーシスト、フィル・ライノットでした。 彼らの活動の母体となったのがThin Lizzyというグループ。 このバンドの偉

¥500