マガジンのカバー画像

音楽と映画にまつわる記事特集(2025/1/28更新)

230
ロックンロール史、世界と日本の音楽シーンをまとめています。90年代まで10年ごとの考察です。 アルバムレビューの有料記事も掲載しました
音楽、特にロックの歴史について俯瞰してまとめています。初心者の方でもわかりやすいように、動画もたく…
¥1,200
運営しているクリエイター

2023年1月の記事一覧

ドラえもんの名言と「少年時代」を想う 〜 「少年時代」 井上陽水

田舎は時間の流れが相対的に緩やかである。

¥500

猛烈時代の終わりに 〜 「J BOY」 浜田省吾、日本音楽史拾遺Vol.9

24時間戦えますか

¥500

日本音楽史拾遺Vol.8 〜 80年代の世相と我々が失ったもの 「あそぼう」 ウルフルズ

1980年代のキャッチコピー

¥500

ドラゴンクエストIII そして伝説へ

先日久しぶりに、ドラゴンクエスト3のサントラを聞いてみた。35年前のあの日の風景が浮かんでくる。音楽は記憶をも喚起させるものらしい。 当時、我が家にはゲーム機が無かった。 友人たちは皆、ファミコンを持っていて、暇さえあればそれで遊んでいた。ゲーム機を持っていない面々は、彼らの家に行き、ファミコンを使わせてもらっていたのだった。 ゲーム機が無い我が家のもっぱらの暇つぶしは漫画だった。友人たちがゲームソフトを買うように、漫画を買っていた。(当時はジャンプコミックスが360円

¥500

実はスカパラみたいなスカバンドだった米米クラブ 〜 人生2枚目のアルバム 〜 「Go Funk」

¥300

適度な距離感、温度感が絶妙なアルバム 〜 ハウンドドッグ「Gold」、人生4枚目のアルバム

人生4枚目のCDとそのグループとの出会いについて✴︎人生3枚目はドラクエのサントラ。 昭和後半、多様性が存在していた時代の音楽番組、特に、夜のヒットスタジオをみていると、いろいろな多種多様なアーチストに番組の中で出会うわけです。 それが画一的ではない音楽の幅の広さをもたらしてくれました。 今にして思えば、トークが絶妙な方は知らない人でも好印象でしたし、一般的な人気も高かったですね。アルフィー、さだまさし、米米クラブ、あとハウンドドッグの大友康平さんも話が面白かったような

¥300

昭和。あの時代にしかできなかった音 〜 人生初のアルバム、光ゲンジ「Hi!」

音楽、というよりもテレビから流れてくる曲たちに関心を持ったのは、いつのことだったろう。 小学生高学年の頃か。 マセていた学校の同級生たちは、文集の後ろにこぞって歌の歌詞を書いていた。しかし、さほど興味はなかったのを覚えている。 それも理由があって、嵐のマッチョマンや、小学生が訳したランバダなどの歌詞に何の魅力があったというのか。    こんな自分が音楽を好きになるわけだから人生は面白い。 このあたりは、おいおい紐解くとして。すぐには解けないミッシングリンクがあるわけ

¥300

人生5枚目のアルバム、TMネットワーク 「Carol」

人生5枚目のアルバム(これ以降は覚えていない)人生で買ったアルバムは、5枚目以降は覚えておらず。その時期に購入したものは分かるのだが、順番はもはや定かではない。 その5枚目が今回のアルバムだ。 当時、TMネットワークは人気があった。彼らの音は、キーボード主体で近未来的な味わいがあった。80年代風味ともいえるだろう。 80年代とは、ハレーすい星やスペースシャトルなどで、宇宙が一気に身近になった時代で、そこに、「少し不思議(藤子不二雄流のSF=Sukoshi Fushigi

¥500

ケルト・アイリッシュミュージックのルーツを辿る旅 〜 Thin Lizzyの伝説その1、祖国の歴史が音楽に与えた影響

この記事はメンバーシップに加入すると読めます

ケルトの音楽これまでアイルランドを中心とした音楽について書いてきました。ロックンロール誕生につながる流れと、フォーク・トラッドシーンにつながる流れについて。 今回はアイルランドが生んだハードロックの英雄について語ってみようと思います。 主要登場人物は、Phil Lynott(フィル・ライノット)とGary Moore(ゲイリー・ムーア)、彼らが共演したバンドの名をThin Lizzy(シン・リジイ)といいます。 Thin Lizzy「Dedication」 ※アイルラ

¥500

ヴァン・ヘイレンの偉大な歌い手、まさにアメリカンロック!サミー•ヘイガーのこと

歌唱力のあるボーカリストの加入ヴァン・ヘイレンの2代目ボーカリストだったサミー・ヘイガーについて。 日本ではヴァン・ヘイレンというとどうしても「Jump」という楽曲一辺倒になってしまうのは、、まあ、この曲がそれだけのインパクトがあるということで、仕方ないとも思います。 ですが、じっくり曲を聴いてみると、前任ボーカリストのデイヴィッド・リー・ロス時代は、いくつかの歴史的名曲があるにせよ、一つ一つの楽曲はサミー時代に比べると弱さがあると思います。 おそらく、あのデビュー当時

¥500

ヴァン・ヘイレンの偉大な歌い手 ~ デイヴィッド・リー・ロス

偉大なボーカリスト偉大なバンドには、偉大なボーカリストが必ずいます。日本のバンドだと、氷室京介、忌野清志郎、矢沢永吉、X JapanのTOSHIなどはわかりやすい例ですし、洋楽では、ボンジョヴィのジョン・ボンジョヴィ、クイーンのフレディ・マーキュリー、レッドツェッペリンのロバート・プラントなどもわかりやすい例ですね。 アメリカンハードロックの雄、ヴァン・ヘイレンにも偉大なボーカリストが在籍していました。 歴代ボーカリストは次の面々。 デイヴィッド・リー・ロス、 サミー・ヘ

¥500

90年代初頭に天国のドアが意味したこと 〜 ガンズ・アンド・ローゼス 「Knockin’ On The Heaven’s Door」(カバーバージョン)

この記事はメンバーシップに加入すると読めます

中学生のころ、日本のロックになじみ始めてきていました。そうなってくると今度は本場のロックに興味が移ってきます。 今振り返れば1992年という時期はヘヴィメタル・ハードロックの最大の隆盛期であり、逆の視点から言えば徐々にシュリンクするジャンルの最後の花火の年でもありました。当時の若者はそんな時期に、この音楽に夢中になっていたのでした。 そんなある日、あるバンドがアルバムを出すという情報が入ります。しかも2枚同時発売というじゃないですか。 何処の世にも情報が早い少年たちはい

¥500