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音楽と映画にまつわる記事特集(2025/1/28更新)

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ロックンロール史、世界と日本の音楽シーンをまとめています。90年代まで10年ごとの考察です。 アルバムレビューの有料記事も掲載しました
音楽、特にロックの歴史について俯瞰してまとめています。初心者の方でもわかりやすいように、動画もたく…
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2022年2月の記事一覧

夕日のムコウに見えるもの 〜 「茜色の夕日」 フジファブリック

茜色の夕日

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思い出が勇気に変わる 〜 「青春賦」 ももいろクローバーZ 〜 「幕が上がる」 オールタイムベスト映画27/100

早春賦春とは名ばかりで、吹く風はまだ寒い 歌おうとしていたうぐいすも まだ早いとその声をおさめてしまう(意訳) 賦とは、漢詩を歌うこと、もしくは作ることを指す。 早春賦とは、早春に賦す、つまり、早春に何事かを作り上げるという意味になる。言い換えるならば、「早春という時期に、何事かを決意する」という風にも言えるのかもしれない。

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「ストレスフリー」な社会はくるか? 〜 森高千里、miwaの楽曲に見る時代性 〜 80・90年代日本音楽史「拾遺」Vol.6

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ストレスという言葉を最初に聞いたのはいつだったろうか。 一番古い記憶は、そう、たしか、、。 毎週日曜朝に放映していた子供向け実写番組。それは正義のロボットが悪を倒す勧善懲悪もので、悪の使いの名が「ストレス」だった。 彼は悪のパワーで人類にストレスを蔓延させようとしていた。 ストレス、、? 小学生だった自分には、まだ理解できず、両親に尋ねても明確な回答はなかったように記憶している。 おそらく言葉自体が、まだ現代用語の基礎知識足らなかったんだろう。 あれは1980年代

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初期のレベッカ ~ NOKKOは永遠のプライベートヒロイン 〜 80・90年代日本音楽史「拾遺」Vol.5

以前、リクエストをいただいたので、レベッカ というバンドの初期の音について書いていました。それを加筆・再掲いたします。 初期のレベッカ レベッカ は、もともとギタリストの木暮武彦さんが結成したバンドです。 彼はストレートなロックを目指していました。しかし、80年代初頭は典型的なロックは、少し古い過去のものとして、懐かしさをもって語られる存在でした。 たとえば、この時代は、ディープパープルも、レッド・ツェッペリン、エリック・クラプトンなども遠い昔の人という感じで。 で

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レベッカ ~ 80年代末に失われた伝説(3) 〜 80・90年代日本音楽史「拾遺」Vol.4

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女性フロントマンの先駆けとなったバンド、レベッカこのグループの特徴は、なんといってもNOKKOの存在でしょう。これほど個性的で魅力的なバンドのフロントマンは、日本のロックシーンでは稀有とも言えますね。(ロックバンドのフロントマンでいうと、、、矢沢永吉、忌野清志郎、氷室京介、甲本ヒロト、、イエローモンキーの吉井和哉、、とかでしょうか) NOKKOという稀有な存在 これについては、いくつかの側面で語ることができます。 ・歌詞 彼女の歌詞は、幼少期からの日常生活の匂いがそこかし

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