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音楽と映画にまつわる記事特集(2025/1/28更新)

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ロックンロール史、世界と日本の音楽シーンをまとめています。90年代まで10年ごとの考察です。 アルバムレビューの有料記事も掲載しました
音楽、特にロックの歴史について俯瞰してまとめています。初心者の方でもわかりやすいように、動画もたく…
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2021年3月の記事一覧

そのレッスンは真実の自分自身に気付くために / 「ピアノレッスン」 / オールタイムベスト映画10/100

過去掲載していましたが、文章を多少加筆修正して再掲します 荒涼とした未開の地だった時代のニュージーランド。 その原子の風景に近い海岸線に、打ち寄せる波。繰り返し繰り返し、寄せては返す波は、よそ者を容赦なく拒んでいるようにみえる。 その海岸に幻想的な風景が広がっている。。 ぽつんと置かれた一台のピアノ。打ち寄せる波しぶきのただ中に。

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音楽は世代や人種、言葉の壁を越えて、心に響くもの / 「天使にラブソングを」 / オールタイムベスト映画3/100

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「信仰」、「祈り」・・・その本当の意味とは? / 「俺たちは天使じゃない」 / オールタイムベスト映画9/100

過去掲載していましたが、文章を多少加筆修正して再掲します

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人生に必要なものは、勇気と想像力、そして少しのお金 / 「ビッグフィッシュ」 / オールタイムベスト映画11/100

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萌の朱雀は、少女を結界から解き放つ / 「萌の朱雀」 / オールタイムベスト映画8/100

過去掲載していましたが、文章を多少加筆修正して再掲します 8本目は河瀨直美監督の作品です。静かな映画ですが、その中でも、強烈に訴えかけてくるものがありました。

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戦後、高度経済成長の過程で起きた家族構成の変化をまざまざと描く / 「東京物語」 / オールタイムベスト映画7/100

戦後の大きな変化日本は戦後大きく変わりました。特に東京オリンピックを境に、別の世界が訪れたといってもよいくらいの変化だったのかもしれません。 オリンピックのために、古い木造の建物は、鉄筋のビルディングに変わっていきましたし、下水道の整備が進み、雨天時、異臭を放ちがちだった街中の小川は一気に暗渠化され地下に。 そして、高速道路が急ピッチで整備され、用地買収が追い付かなかったことから大きな河川の上に建設されました。結果として、東京の一丁目一番地だった日本橋は道路の下に。日本橋

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隠れた傑作ロードムービー / 「バンディッツ(ドイツ)」 / オールタイムベスト映画5/100

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道路を渡るのは簡単。それは向こう岸にいる人次第 / 「マイ・ブルーベリー・ナイツ」 / オールタイムベスト映画4/100🇺🇸

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番外編:ハード・ロックシーンを辿る旅 ver.1 / 70年代ロックの潮流・ブルーズ由来のバンドたち / Heart, Free & Bad Company

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70年代ロックーブルーズの影響編70年代のロックシーンをハードロック・ヘヴィメタルから見てみます。 大きな流れは、3つあって、 この流れで、70年代を彩ったロックシーンを辿ってみます。 レッド・ツェッペリンに起因するブルーズ志向そもそも、ロックンロールが誕生した経緯は↓にまとめていますが、白人主体の音楽と黒人主体の音楽が融合したからです。 白人主体とは、由来は英国人ですから、英国の音楽。それも、日常的に英国の各地で歌い継がれてきた土着の音楽(日本でいうところの、民謡、

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番外編:ハード・ロックシーンを辿る旅 ver.2 / 70年代ロックの潮流・様式美思考のバンドたち / Blue Oyster Cult、ユーライア・ヒープ、ウィッシュボーン・アッシュ & モーターヘッド

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ディープパープル直結の哀愁のメロディヘヴィメタルの構成要素の記事(全6回)の中で、 、、様式美というものについて語っておりますが、メタルとハードロックというジャンルに、うまく当てはまらないアーチストも多数存在していました。 ものすごくざっくり言ってしまうと、ディープパープルに漂っていた雰囲気を兼ね備えていたともいえます。 というわけで、今回は、ディープパープルの系譜に位置するアーチストを紹介してみます。 まさに70年代の香りを感じさせる面々です。 でも、70年代の香

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番外編:ハード・ロックシーンを辿る旅 ver.3 / 70年代ロックの潮流・プログレッシブなバンドたち / キングクリムゾン、ピンクフロイド、ジェネシス、YES & EL&P、、など

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70年代ハードロックの流れは という3つの軸があります。 この要素のうち、2と3の要素が、後に多少の変革を経て、英国ルーツのヘヴィメタルとなり、、1とほんの少し2の要素があったのが、80年代に大衆化した米国ハードロックになっていきます。 70年代を主軸にした1と2、については、すでにまとめているので、今回は3について書いてみます。 プログレッシブロックの流派70年代に入ってすぐ、突如、現代まで伝説として生き残るプログレッシブロックの代表的なバンドが登場します。 これら

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ハード・ロックシーンを辿る旅 ver.2 / アメリカで発生したLAメタルムーブメントと、90年代への流れ / Motley Crue 、Guns n’ Roses

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音楽シーンの二つの流れ70年代ロックの隆盛から、ニューウェーブやパンクがその地位を脅かし、英国のメタルの波とニューウェーブの名残が80年代米国の音楽シーンを変えていく、、ことになっていきます。 今回は、その80年代の米国の音楽シーンのハードロック側からの見解をまとめます。 と、その前に、、、、 1980年、、、新たな時代の幕開けは、何らかの喪失を伴うもの。 明るくゴージャスだった80年代。レーガンのスターウォーズ計画(衛星軌道上に、地上の攻撃態勢とリンクして発動する、大

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ハード・ロックシーンを辿る旅 ver.3 / アメリカで大衆化したハードロックと、90年代への流れ / ヴァン・ヘイレン 、 ボン・ジョヴィ

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ハードロックの大衆化1980年は、ハードロック自体も全米ナンバーワンになったり、かなりの売り上げを全世界的に記録するなど、大衆化が進みます。 ここでいう大衆化とは というもので、実は、ヘヴィメタルの構成要素の様式美とは、ほぼ真逆に位置する音楽性だったのですね。 いくつか紹介してみます。 ■適度にロックでポップな曲 Night Ranger - Don’t Start Thinking Night Ranger - Rock in America Danger D

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ハード・ロックシーンを辿る旅 ver.4 / 怒りと重厚感の90年代音楽シーンと2000年代への流れ / ガンズ・アンド・ローゼスを起点として、、Stevie Ray Vaughanについても

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90年代初頭までのハードロック界隈LAメタルというジャンルは、1987年に70年代の原型を受け継いだガンズ・アンド・ローゼスの出現で終焉を迎えました。 これに歩調を合わせるかのように、ガンズのメンバーたちのあこがれ=70年代の原型、だったバンド、エアロスミスやキッスも息を吹き返していきます。 80年代はどちらかというと、メタル的な哀愁のハードロック(LAメタル)や、ニューウェーブのノリを取り入れた、いわば能天気なアメリカンハードロック(ハードロックの大衆化)が、隆盛を極め

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