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音楽と映画にまつわる記事特集(2024/10/23更新)

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ロックンロール史、世界と日本の音楽シーンをまとめています。90年代まで10年ごとの考察です。 アルバムレビューの有料記事も掲載しました
音楽、特にロックの歴史について俯瞰してまとめています。初心者の方でもわかりやすいように、動画もたく…
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2021年2月の記事一覧

音、振動、波、無形のものがつなぐ愛 / 「ビヨンド・サイレンス」 / オールタイムベスト映画2/100

第2回目は、ドイツ映画の傑作です。 過去掲載していましたが、文章を多少加筆修正して再掲します。

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ヘヴィ・メタルシーンを辿る旅 ver.1 / 様式美の要素:抒情的なイントロからのドラマチックな展開 / X JAPAN 、アイアンメイデン & ジューダスプリースト

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正統派ヘヴィメタルの世界観さまざまな音楽を聴いてきて、思うのは感性が豊な時期に、ハードロック&ヘヴィメタルに出会って良かったということです。 なぜかというと、、 特にヘヴィメタルという音楽ジャンルは元々が英国ルーツですので、とても、泥臭い感情に溢れているからです。つまり、日本で言うと民謡や演歌の世界に近いんです。 民謡や演歌には日本の感性が詰まっていますよね。日本人だから理解できるといっても良いかもしれません。 この音楽の根底には生活の苦労に根ざした日常の哀しみがあり

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ヘヴィ・メタルシーンを辿る旅 ver.2 / 様式美の要素:即興演奏とプログレッシブロックの影響 / メタル史:NWOBHM / ドリームシアター、メガデス&アイアンメイデン

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ヘヴィメタル2回目です。 まずはこの曲から今回はスタート! 聖飢魔Ⅱ-Battler ~地獄の皇太子(デビュー直後、闇の彼方に行方をくらましていたダミアン浜田陛下が民衆の前に初めて降臨した記念すべきライブです。) これはなんとも、素晴らしいメタルです。聖飢魔Ⅱは、キワモノとみられがちですが、それは完全に見た目と、デーモン小暮閣下のキャラだけです。音楽的には、とてもまっとうな様式美あふれる正統派メタルなのです。 ヘヴィメタルの構成要素その2:即興演奏とプログレッシブロック

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ヘヴィ・メタルシーンを辿る旅 ver.3 / 様式美の要素:叙情的なギターソロ、ツインギターのハーモニー / メタル史:北欧メタル / オジー・オズボーン、マイケル・シェンカー&メガデス

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3回目の今回はこの曲からスタート。 BABYMETAL- 紅月 このグループ。こちらもかなり誤解されておりますねたぶん。実はライブに行くと普通にモッシュやらなんとかサークルとかが発生しています。アリーナとかで。。また、かなり楽曲も質が高い。 たしかに元々アイドルグループ出身ですし、メタルを知らなかった子が歌っている事を疑問に思うこともあるでしょう。 ただ、少なくとも、バックバンドは超一流、パフォーマンスも一流、そしてボーカルはそれ以上に素晴らしいといえます。 オリエン

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ヘヴィ・メタルシーンを辿る旅 ver.4 / 様式美の要素:叙情的な旋律、哀愁のメロディ / メタル史:メロディック・デスメタル / ゲイリー・ムーア、ボン・ジョヴィ & オジー・オズボーン

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ヘヴィメタルの様式美の構成要素第4弾は、哀愁のメロディです♪ 今回はこの曲からスタートです。 Santana - Europe この曲はみなさん、お聞きになった事もあるのではないでしょうか。そう、邦題に哀愁という言葉が入ってますね。 まさにこの雰囲気をロックの中に取り込んだのが英国の民族音楽・フォーク直結のヘヴィメタルなのです。 ヘヴィメタルの構成要素その4:湿り気のある抒情的な旋律、メロディ今回は湿り気のある叙情的なメロディ。。つまりは哀愁漂うメロディとはなんなの

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ヘヴィ・メタルシーンを辿る旅 ver.5 / ヘヴィメタルはBorn to be Wild!? / 様式美の要素:メタリックな音 / メタル史:ジャーマンメタル / ジューダス・プリースト、ハロウィン & メタリカ

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ヘヴィメタル。それは「Born to be Wild」ヘヴィメタルシリーズ第5弾は、ヘヴィメタルという言葉に象徴されるメタル、すなわちメタリックな要素について語ってみます。 そもそもヘヴィメタルなる言葉が使われたのは、諸説ありますが、有名なものが、かのイージーライダーという映画の主題歌「Born to be Wild」にて。 ここに、こんな歌詞があるんですね。 ヘヴィメタルとは重金属の轟を発しながら疾走するバイクのことを指しています。 まさに、、Born to be

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ヘヴィ・メタルシーンを辿る旅 ver.6 / ブラック・サバスから始まるヘヴィな音の変遷 / メタル史:スラッシュメタル、、、スピードからヘヴィへ→怒りをぶつけたグランジへの流れ

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70年代からの潮流70年代ロックから、ヘヴィメタルへとつながる潮流は以下の2つ。 前者はメタルのテクニカル流れになり、後者はヘヴィメタルのヘヴィとメタルを象徴する原型となりました。 ここに、英国流の哀愁と叙情性、つまりは様式美を持ち込んだことで、ヘヴィメタルが完成するに至ります。 ヘヴィでメタリックなだけでは、ただただラウドな音の塊でしかありません。 しかし、ここに、叙情性が加味されることで、楽曲に厚みが増し、ともすれば、単調になりがちなヘヴィでメタリックな音に豊かな彩

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ハード・ロックシーンを辿る旅 ver.1 / ハードロックとロックの違い / 70年代の礎を築いたバンド、KISS、AEROSMITH

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70年代ハードロック「Kiss」「Aerosmith」ヘヴィメタル編が終わったので、次はハードロック編を書いてみます。 70年代、ブルーズ系譜のレッドツェッペリンと、クラシック系譜のディープパープルが、英国から飛び出し米国でも成果を収めていきます。 その歴史の中で、新たなグループが胎動を始めていました。 奇しくもデビュー作の発表が同じ1973年の2組の対照的なハードロックバンドが、70年代のアメリカロックシーンを引っ張っていきます。そして、それが70年代末のヴァン・ヘイ

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