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[AWT]アートウィーク東京で散策する都内各所 ~プラダ青山から新宿の古雑居ビルまで~
アートウィーク東京(AWT)に合わせて、都内散策を楽しんできた。AWTは、都内各地の参加ギャラリーや美術館を巡る無料の巡回バスが運行する年に一度のイベントで、2年ほど前から始まったとのこと。僕は初参加。
都内のギャラリーといえば、天王洲のTERADA ART COMPLEXや六本木のピラミデビル、銀座界隈の老舗画廊など、わりと局所的に集中していることが多いのだけど、普通の住宅街や商業地にもひっそりと散在していたりもする。そいういうポツンと一軒家的なギャラリーは、何だかやたらと高級感やらオシャレ感を漂わせていたり、その真逆にアヴァンギャルドな方向に針を振り切っていたりすることも多々あって、ドアを開けるのに些かの、いやかなりの勇気が必要。
でも、AWTのリストバンドをつけていれば、プラダ青山店から新宿の怪しげな雑居ビル(エレベーター無し)の4階まで、気軽に入ることが出来る!こういう機会でもないと行きづらい場所に足を運べて、都内散策ができて、ほぼ無料で参加できて、国際色豊かな現代アートに触れることの出来る楽しいイベントなのに、まだ知名度が低いようで、巡回バスもガラガラで非常に勿体ない。今年は6つのルートのうち、2ルートしか回れなかったのが残念。来年は他のルートも試してみたい。
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AWT2024の拠点の一つ。都内にこんな美術館があるの知らなかった。
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広場の先のビルはオークラ東京。あ、「大倉」ってそいういうことか。
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空間の雰囲気と良く合っていた。
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骨董品と現代アートを組み合わせて愛でる流儀。
個人的にはトライする気になれないけれど、意外と違和感ない。
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カタカナで詩だか恨み言だかが延々と連なっている、、。
まるで怨念を塗り固められたような一品。
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これ、小学生の息子に夏休みの自由工作として提出させてみたい。このタイトルで。学校はどんな反応するだろう?
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この会場の展示物の中で、所有したいと思った唯一の作品
ここで巡回バスに乗って六本木のギャラリー集中地帯に移動した
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この方、私の好きな作家さんでして、インスタもフォロー中。
これは確かユースホステルの庭を描いた新作。
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この種の作品ってギャラリーの商売のタネになるほど、コレクターさんいらっしゃるのかな。
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都内って色々高密度に詰まっていて楽しいっすよねぇ。
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ここでは、AWT企画による限定スイーツとカクテルが頂ける。
僕は間食と昼酒は避けているので、奥のWall Barでカフェラテを頂いて休憩しました。その後、プラダ青山のお洒落なビルへ。
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勇気を出して建物に入ると、人当たりとルックスがやたらと良い店員さんが沢山いらっしゃいました。シャンパンを並べたお盆を持っている店員さんもいらっしゃったのだけど、あのシャンパン頂いたら怒られるのかしら。
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エレベーターで展示会場にあがると、大変素敵な空間がございました。
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ここに並べられている作品は気に入らなかったが、この空間にはグッときた。風景とセットで。
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タワマンとかだと高層階の部屋の方が高価らしいけれど、このくらいの高さから眺める風景の方が、人々の活動がいろいろ目に入って楽しいと思う。
プラダ青山を出て、青山通りを北東方面に移動して、AWT参加ギャラリーの一つファーガス・マカノリーへ
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白髪さんは、天井からぶら下がったヒモにしがみついて、足で絵の具をかき回すという手法で有名な方。そんで、この半世紀くらい前の作品も超高値で取引されていたりします。欧米圏の「アクションペインティング」の文脈に合致したのが高値の主な理由、と理解している。
私個人の心の琴線には触れない。転売不可なら、この作品も欲しいとは思わない。
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とはいえ、迫力はある。この作品なら転売不可でも少し欲しい
AWTのバス停留所に到着する寸前に、バスが出てしまった。バスは約15分間隔とのことだったので、LUUPのレンタル電動自転車で新宿方面に移動しました。その途中で2箇所ほど住宅地の中のギャラリーさん2件に寄りましたが、展示も空間も特には心に残らなかったので、割愛。
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このポスター貼ってなかったら、この場所見つからなかったと思う。
いや、スマホの地図には表示されているのだけど、ギャラリーが入っているビルにはとても見えないので。
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「カオス」と超適当に名前が描かれている黄色い扉、あれは何の店だろう。
扉を開けた瞬間、阿鼻叫喚のカオスな世界が拡がっているのかしら、、。
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展示作品にはグッとこなかったので、ギャラリーさんの写真は撮ってません。
ギャラリー出た後、ちょいと探検気分で階段登ってみました。
屋上ドアの鍵が開いていたので、そっと開けると大変素敵な空間が。
ここでビール飲んでみたいのだけど、ギャラリーのご主人と仲良くなったらOKもらえるかな。