選挙管理委員会委員の選び方
選挙管理委員会委員の選挙
小平市議会では9月定例会が始まりました。
冒頭、初日の今日は選挙管理委員会委員、補充員の選挙が行われました。
この選挙が非常に謎の多い選挙なのです。
どんな人が選ばれるのか
選挙管理委員会委員は選挙管理委員は、地方自治法第182項第1項の規定により、選挙権を有する者で、人格が高潔で、政治及び選挙に関し公正な識見を有するもののうちから、普通地方公共団体の議会においてこれを選挙することとされています。
しかし、立候補者がいる訳ではなく、少なくとも小平市議会では水面下で各会派などが当選させたい人を決めて、投票している状況です。
議員経験者が複数当選
そして、当選する顔ぶれには複数の市議会議員OBが入っています。
今日も自民党や公明党の議員OBが当選されました。
選挙管理委員会の仕事は色々ありますが、中でも選挙の執行は主要な仕事と言えます。
選挙立会人として、選挙会に立ち合い、当選人決定の手続きに参加したり、選挙長は、選挙会で、各開票管理者からの開票結果をまとめ、当選人を決定します。
つまり、公平・公正であることが求められるはずです。
なのに、特定の党派に偏っている議員OBを選出することがふさわしいとは思えません。
その役割を熟知している議員だからこそ、特定の党派に偏っている人物を選出することは避けるべきと考えます。
こういった有権者に疑念を抱かれかねない事態を防ぐためにも法整備が必要と考えます。
もちろん、議員としての倫理観が問われる問題でもありますが。
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