小平市が違法な物品購入④~追認議案2件を委員会で可決、1件を継続審査に
昨日(令和6年8月20日)には伊藤の所属する生活文教委員会が開催されました。
小平市が教師が指導する教科書及び指導書
平成27年度 21,017,772円(1,745冊)
令和2年度 31,333,060円(1,937冊)
令和6年度 40,277,600円(1,680冊)
を購入する際、2,000万円を超える動産購入については議会の議決が必要にも関わらず、議決を経ずに購入した問題。
これは市の条例に反した行為であり、このままでは契約自体が無効です。
前日はこの責任を取る形で市長、副市長、教育長の減給(10%、1ヶ月)条例が委員会で可決されましたが、生活文教委員会では上記の3度の契約を有効にするための追認議案が審査されました。
またも市長、副市長、教育長は現れず
委員会室に入ると、理事者席には昨日同様に市長、副市長、教育長の姿はありません。
議案の審査に入る前に伊藤は市長、副市長、教育長、そして教育部長の出席を求める動議を提出しました。
市長の出席を求める動議には
外山まなみ委員(政和会)と伊藤(一人会派の会)のみが賛成。
川里富美副委員長(フォーラム小平)、中倉茂和委員(市議会れいわ新選組)、橋本孝二委員(市議会公明党)、水口かずえ委員(まちづくり市民こだいら)が反対。
賛成少数で否決されました。
その他、3名の出席を求める動議には
外山まなみ委員(政和会)と水口かずえ委員、(まちづくり市民こだいら)そして伊藤(一人会派の会)が賛成。
川里富美副委員長(フォーラム小平)、中倉茂和委員(市議会れいわ新選組)、橋本孝二委員(市議会公明党)が反対。
可否同数となり、山田大輔委員長(政和会)が賛成し、直ちに副市長、教育長、教育部長が呼び出されました。
副市長、教育長が謝罪
審査に入る前に副市長がこの不祥事について謝罪。
殊勝のように思えるかもしれませんが、公式の場で副市長が謝罪の言葉を口にしたのは初めて。
もし、委員会への出席を求めなければ、謝罪しないままだということです。
1件は継続審査に
審査の過程に様々なことが明らかにになりましたが、詳細は追ってお伝えいたします。
しかし、事件についての調査は全くと良いほど進んでいないことが判明しました。
当然、具体的な再発防止策も示されず。
議案に対する採決で平成27年度、令和2年度の契約については追認議案を全会一致で可決。
10年も前の契約について、今更追認することには抵抗もありましたが、契約を無効にしたとて、購入された指導書などが返却できる訳でもなく・・・。
しかし、この状態で、特に令和6年度の購入については認める訳にはいきません。
この追認議案については継続審査とすることが提案され、
外山まなみ委員(政和会)と中倉茂和委員(市議会れいわ新選組)、水口かずえ委員、(まちづくり市民こだいら)そして伊藤(一人会派の会)が賛成。
川里富美副委員長(フォーラム小平)、橋本孝二委員(市議会公明党)が反対し、継続審査とすることが決まりました。
審査の過程で判明した問題点や再発防止のための伊藤の提言は今後の記事の中で書いていきます。
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