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#50 怒る勇気 岸見一郎さん
何について書かれているか?
理不尽なことに対応する方法
テーマについてどういうことを主張しているか?
私憤ではなく、公憤として行う。
※対人関係について怒ってはいけない。
※私憤=感情的に怒ること
※公憤=不正や人間の尊厳を傷つけられる怒り
主張を根拠付けるのにどういうアプローチをしているか?
対話を通して世界を変える。
そのための前提条件
自分は知らないことが多いから、対話を通して自分をアップデートすること
対話の相手とは対等だと思うこと(部下・子供に対しても)
相手に好意と率直さを持つこと
ここからchatGPTとの会話
この文章を読んで、自分なりにまとめてみました。 誤っていたり、強く足りない箇所があればサポートしてください。 また、この本の内容に沿って対話できればと思いますが、よろしいですか?
ChatGPT:
もちろんです。アップロードしていただいた資料を元に、お話しを進めることができます。また、まとめていただいた内容をチェックし、誤りがあれば修正や補足を行いますので、どうぞ共有してください。
どの章やトピックについて話し合いたいのか、または特に気になる点があれば教えてください!
あなた:
この本は、理不尽なことに対処する方法が全体を通してのテーマだと思い、私憤ではなく、公憤として行うことを主張しています。 この主張を根拠つけるのにアプローチしていることは、対話を通して世界を変えることで、対話を行う前提条件は、自分には知らないことが多く、対話をとおしてアップデートをすること、相手とは対等であること、相手に好意と率直さを持つことだと思います。この辺りで誤りはありますか?
ChatGPT:
あなたの要約は非常に的確で、重要なポイントを押さえていると思います!主張やアプローチの要素についても大きな誤りはありませんが、いくつか補足や微調整を加えることで、さらに理解が深まるかもしれません。
確認と補足:
理不尽への対処と「公憤」:
この本では確かに「私憤」ではなく「公憤」という形で怒りを表明することを強調しています(あとがき 参考文献)(第四章)。
公憤は、私的な感情ではなく、社会的な正義や倫理に基づく怒りであり、理性を通して他者と共有できるものとして描かれています。この点で、あなたの理解は正しいです。
対話を通して世界を変える:
対話の重要性についても的確に捉えています(第五章)。特に、対話は一方的な訴えや攻撃ではなく、互いの意見を持ち寄り、共に理性を用いて解決を探る行為として描かれています。
対話の前提条件:
「自分には知らないことが多い」という態度(謙虚さ)は、この本で対話を成立させるための基盤として強調されています。
「相手と対等であること」や「相手に好意と率直さを持つこと」も重要な条件として適切です。
ただし、「対等」とは必ずしも地位や力の均衡を意味するものではなく、相手を尊重し、意見を真摯に受け止める姿勢を指している点が強調されるべきです。
「好意」については、相手を完全に肯定するわけではなく、対話を続けるに値する存在として認めることを指しています(第五章)(第四章)。
小さな補足:
対話における「アップデート」については、相手を否定せず、同時に自分の意見や価値観を見直すことも重要であると強調されています。このプロセスは、単に「聞く」だけではなく、積極的に考えを交換し合うことを指しています(第五章)。
あなたの要約は全体のテーマと主張をしっかりと押さえており、読み取ったポイントも本の意図と一致しています。この理解をもとに、どの部分について深掘りしたいのか、または対話の具体例を挙げたいなどの希望があれば教えてください!
あなた:
この対話について、相手が話したくない場合アプローチをする方法を見失います。 自分のイメージですが、対話をしたい=自分の意見を相手に押し付けたい、あるいは、自分の意見を理解してほしい気持ちになりがちなので、そもそも対話をすることと先ほどお伝えした対話の前提条件が合わない気がしています。
ChatGPT:
あなたの疑問はとても本質的で、対話の難しさを正確に捉えています。相手が話したくない場合のアプローチ、そして対話をしたい気持ちと前提条件の矛盾について掘り下げてみましょう。
1. 相手が話したくない場合のアプローチ
対話を進めたいのに相手が話したがらないとき、次の点を考えることが役立ちます:
相手の準備状況を理解する
相手が話したくない理由が何かを理解することが第一歩です。たとえば、相手が「自分の考えが否定される」と感じている場合や「まだ整理がついていない」場合などがあります。この本でも、対話の前提条件として「相手の状況や立場を尊重すること」が暗示されています(第五章)。安全な空間を作る
相手が自由に話せるようにするには、評価や攻撃の意図がないことを明確にする必要があります。「今はただあなたの考えを知りたい」「話してくれると嬉しい」という姿勢を示すことが大切です。タイミングを見極める
無理にその場で話を引き出そうとするのではなく、相手が準備できるタイミングを待つ忍耐が必要です。この本でも、対話は「相手の意思と理性を尊重するプロセス」であるとされています(第五章)。小さな質問から始める
負担を軽くするために、深い話題よりも日常的なことや簡単な質問から会話をスタートさせるのも有効です。
2. 対話へのモチベーションと前提条件の矛盾
「対話をしたい」という気持ちが、実は「自分の意見を押し付けたい」という形になってしまうことは、よくあるジレンマです。ここで大切なポイントを整理します:
「対話を通じて何を達成したいのか」を明確にする
自分の目的が「相手を説得すること」ではなく、「相互理解を深めること」だと自覚することが重要です。この本でも、対話は「一方通行ではなく、お互いに知識や視点を広げるための行為」として描かれています(第五章)。「理解」と「同意」を区別する
対話の目的が相手に「理解されること」であれば、それは相手にあなたの意見を尊重してもらうことを指しますが、「同意させること」ではありません。相手があなたの考えに同意しないとしても、対話は成立するのです。相手の視点を受け入れる準備をする
自分の意見を理解してほしいと思うときほど、相手の視点を受け入れる準備をする必要があります。自分が正しいと思っていても、相手の背景や経験に照らせば異なる視点が生まれるのは自然なことです。自分の「押し付けたい」気持ちを観察する
対話をしたいときに「押し付けたい」と思うのは、人間として自然な反応です。その気持ちを否定せず、「今、自分は相手に共感されたいのか、それとも支配したいのか」と自己観察をすることで、冷静に対応するきっかけを作れます。
3. どう進めるか?
あなたが感じている矛盾を解消するには、まず「対話を通じてどうなりたいのか」を具体化することが第一歩です。
例えば:
相手に自分を理解してほしい → 理解されるプロセスが重要。
相手に自分の意見を採用してほしい → 合意形成の方法を考える。
単に相手の意見を知りたい → 質問の仕方や伝え方に工夫をする。
これらを基に、どのように対話を進めたいか一緒に考えることもできます。具体的なケースがあれば、さらに深掘りしてアドバイスをお伝えします!
あなた:
ありがとうございます。 対話を通じてどうなりたいか?を具体化することが刺さりました! 具体的なケースとして、まずは子供が受験を控えているのに勉強をしないから、勉強をしてほしい場合のことです。 本人は塾に行って、やる気をだして帰ってくるのですが、次の日には、だらけてしまい、勉強が思うように捗らない。 課題を分離すれば、娘の問題と割り切ると、受験に合格しない場合行きたくない、行ってほしくない学校(私立)の学費を払うのは親である自分になるので、私憤が生じます。 この場合は合意形成につながりますか?
ChatGPT:
お話を伺うと、とてもリアルで親としての責任感や娘さんへの期待、そして現実的な懸念が入り混じった状況ですね。この場合、合意形成は可能ですが、アプローチの工夫が必要です。「対話を通じてどうなりたいか」を明確にしながら進めていく方法を考えてみましょう。
1. 対話を通じて何を達成したいのかを明確化する
まず、あなたの目的を明確にすることが重要です。このケースでは以下のように整理できるでしょう:
最終的な目的: 娘さんが受験に合格し、望ましい進学先を実現すること。
中間的な目標: 娘さんが勉強を継続的に行い、受験準備をしっかり進めること。
対話を通じて得たいこと: 娘さんのやる気を持続させる方法を一緒に考え、親としての立場や気持ちも共有すること。
2. 課題の分離と「公憤」的視点の適用
「課題の分離」を踏まえつつ、この場合は完全に割り切るのではなく、親としての影響力をどう活かすかを考えます。
私憤を整理する
学費や進学先の選択に関する懸念は確かに親の問題です。これが「私憤」につながっていることを自覚し、冷静に伝えることが重要です。
感情的に「私が困る」「親だって苦しい」と押し付けるのではなく、「お互いに納得できる方法を探したい」というスタンスを明確にします。
公憤的視点を持ち込む
これは娘さん自身の将来に関わる問題でもあります。「勉強をする意味」や「進学先が与える影響」について、娘さんが主体的に考えられるよう促します。
3. 合意形成を目指す対話のポイント
以下の手順で対話を進めることで、合意形成に近づける可能性があります。
(1) 感情を共有する
「最近、勉強に関して少し気になることがあって心配している」と、自分の感情を非攻撃的に伝える。
「お母さん(お父さん)は、あなたが受験で成果を出せるように応援したいけど、何がベストなのか一緒に考えたい」と、協力的な姿勢を示す。
(2) 娘さんの気持ちを引き出す
「塾ではやる気が出ているみたいだけど、次の日にやる気がなくなるのはどうしてだと思う?」
「勉強が捗らないとき、どんな気持ちになる?」など、状況や感情を具体的に聞く。
(3) 選択肢を一緒に考える
「塾でやる気が出たあと、その気持ちを次の日も続けるにはどうすればいいと思う?」
「勉強が楽になる方法を一緒に探したいけど、どうしたらいいかな?」
(4) あなたの立場を説明する
「親としては、学費や学校のことも考えないといけない立場だから、その点についても一緒に考えられたらいいなと思う」と、自分の現実的な立場を冷静に伝える。
(5) 明確な合意を作る
「じゃあ、明日から具体的にどのくらいの時間を勉強にあててみる?」「試しに1週間、塾で学んだ内容を復習してみよう」など、行動を具体化し、短期的な目標を設定します。
4. 心がけること
相手を責めない: 勉強しないことを「怠け」と見なすのではなく、「やる気を続ける難しさ」に共感する。
解決を急がない: 対話の目的は解決策をすぐに導くことではなく、娘さんと信頼関係を築き、やる気を引き出す環境を整えること。
結果よりプロセスを評価する: 短期間で完璧な結果を求めず、小さな努力を褒めることがモチベーションにつながります。
このように進めることで、娘さん自身が主体的に取り組める状況を作りやすくなります。また、親の立場も正直に伝えつつ、強制ではなく協力的な関係を築くことで、対話を通じた合意形成に近づけるはずです。
どう思われますか?さらに具体的な状況に応じて調整する部分があれば、一緒に考えましょう!
あなた:
ありがとうございます。 心がけることが特にわかりやすく、感情的になるとどうしても忘れてしまうことなので、時間がかかることと、相手を責めないことを念頭において対話を行います。 引き出し方や一緒に考える方法の中で、どうしてだと思う?やどうすればいいと思う?と聞くとわからないと回答がある場合に、さらに聞いていくと詰問になっている気がしています。 この場合、質問の仕方を工夫したいのですが、どういうふうにすればよいですか??
ChatGPT:
「わからない」と返された場合や、詰問にならないようにするための質問の工夫について、以下のような方法が役立ちます。
1. 質問をリフレーミングする
直接的な質問を避け、相手が考えやすい形で聞くように工夫します。
例:
「どうしてだと思う?」 →
「塾の後でやる気が出るのに、次の日に下がるのは普通のことだと思う?それとも何か理由があるのかな?」「どうすればいいと思う?」 →
「もし〇〇(憧れの人物や目標)が同じ状況だったら、どんなことを試してみると思う?」
こうした質問は、相手の視点を外へ広げたり、具体的なイメージを描かせたりする効果があります。
2. 選択肢を与える
「考えが浮かばない」という負担を軽減するため、いくつかの選択肢を提示します。
例:
「勉強を続けるのが難しい理由は、疲れているからだと思う?それともやる気がすぐなくなるからだと思う?」
「次の日もやる気を出すためには、好きな音楽を聴いて気分を変えるのがいいのか、それとも誰かに応援してもらう方がいいのかな?」
選択肢があると、「わからない」という壁を超えやすくなります。
3. 共感を示して誘導する
相手が「わからない」と言う場合、それを責めずに共感を示すことで安心感を与え、考える余裕を作ります。
例:
「そうだよね、何が原因なのかわからないときってあるよね。でも、例えば疲れているのかなって感じることってない?」
「確かに、どうすればいいか迷うことってあるよね。お母さんもそういうときあるよ。でも、ちょっとずつ試してみるとわかることもあると思うんだ。」
共感を通じて、「考えてみる」ことへの心理的なハードルを下げるのがポイントです。
4. 質問の形を変える
質問という形式にせず、相手が自然に答えられるような形で会話を進めます。
例:
「塾でやる気が出てるのを見ると、お母さんも嬉しいよ。でも、次の日に気が乗らないときってあるよね。こういうときって、何かすると気持ちが変わることもあるのかな?」
「お父さんだったらね、だらけちゃったら『明日やればいいや』って思うことあるんだよね。〇〇はどうしてる?」
これにより、質問への「答えなきゃ」というプレッシャーを和らげられます。
5. 体験を共有する
親自身の体験を少し共有することで、相手が安心して話しやすくなります。
例:
「お母さんも学生のとき、テスト勉強をサボりたくなることがよくあったよ。勉強する気になるときとならないときがあったけど、〇〇はどんな感じ?」
「お父さんも仕事の後にやる気が続かないことあるんだよ。そういうとき、ちょっと散歩したりするとスッキリするんだ。〇〇はどう?」
相手は「自分だけではない」と感じることで安心し、少しずつ話してくれることがあります。
6. 沈黙を恐れない
質問を投げかけた後、すぐに返事がなくても間を持つことを恐れないことも大切です。相手が考える時間を与え、「すぐに答えなければ」というプレッシャーを取り除きます。
これらの方法を組み合わせると、詰問になりにくく、自然な対話がしやすくなるはずです。どの方法が一番合いそうか、試してみたいものがあればお知らせください!
あなた:
ありがとうございます! リフレーミングが一番しっくりきました! 試してみますね。
ChatGPT:
良い方法が見つかって何よりです!リフレーミングは相手の考えを引き出しやすく、自然な対話ができる強力なツールです。ぜひ試してみて、うまくいったことやさらに工夫したい点があれば、また教えてくださいね。応援しています!
感想
嫌われる勇気を読みましたが、大きくその本とは変わりがないと思いました。
ただ、忘れていることがあったり、本を読むタイミングで自分が今知りたいことが変わるため、怒る勇気を読んでよかったです。
chatGPTとの会話では今悩んでいることにフォーカスを当てることができるので、気付けるポイントが増え、家族以外でも対話のポイントを見つけることができました。