今日は、新刊『じゃりじゃりあくしゅ』のこと(11-10)
こんにちは。
今日は新しい絵本刊行のお知らせをします。
タイトルは、『じゃりじゃりあくしゅ』
付録の「作者の言葉」に書きましたが
娘の通う幼児園で
お迎えのときに先生がお話しして下さる
様子からアイデアを頂いたお話しです。
たんくんに続き、ちいさなかがくのともから
出すことができました。
絵は、福知伸夫さん。
我が家では福知さん作の絵本
『ぱかぱか』や『もりのなかから』が
こどもたちもだいすきで、
よく親しんで読んできた作家さんです。
園の様子が着想のきっかけになったこともあり娘やおともだちたちにも
絵のモデルになってもらうべく
写真を撮らせてもらったりして
たくさん協力してもらいました。
福知さんはいろいろな
スタイルの絵を描かれる方ですが
今回はまた、とびきりあたたかく、
かつ力強い絵を描いて頂き
とても嬉しく思っています。
娘たちの「今」をこのようなかたちで
刻めたことも感激でした。
ありがとうございました。
前出の、「作者の言葉」は
「せかいとわたしのこんにちは」という題。
”感触は思考とはまた違った印象を
残すことがある”とか
”感情が未分化のままに、触感を通して
「肌感覚で」対象と出逢う”とか
”オノマトペという言葉が与えられることで
わかちあうよろこびがひろがる”とか
とてもタイムリーな
大切なこととしてわたし自身が育んでいる
テーマというか、
関心事そのものだったりして
やや想いが溢れた文章になっています。
また、娘の、この「行事ゼロ」の
幼児園も今春には卒園で
いろいろとふりかえりが始まっている日々。
なんにもない日常がどれだけ偉大か
ということも実感中で、
よけいに熱くなってるかもしれません。
同冊子掲載のリレーエッセイ
「わたしのセンスオブワンダー」は
今号、山本久美子さんが寄稿。
『どっさりおやさい』の画家さんです!
本誌とあわせてどうぞすみずみまで
お楽しみいただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
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