9/20📖理想の育児に支配されていないか？

現在時刻、7:30。
熟睡してしまった。

■今日の1日

昨日日記を書いた後何故か全く寝られず、完徹をしてしまった。

1〜2ヶ月に一度ぐらいの頻度で発生するが、本当に厄介だ。
寝たいが寝れない。その状況が辛いため朝マックに繰り出し、ママもんの分も含めて2つ月見マフィンセットを購入。
ママもん曰く、ソーセージマフィンの方が好みとのことだったため、頭にメモしておく。

朝マックを食べてほどよい満腹感の中、再度布団に入り眠ろうとするが寝られない。
13時頃に諦めて風呂に入った。
風呂に入っている間にチビもんが起きたようで絶叫が聞こえてくる。

寝てはいないが、今日も一日が始まった気がした。

ただ本日は平和な一日だった。
16時頃に、ママもん、チビもんが寝ていたため私もいよいよ睡魔に襲われて一緒に寝て、起きてから3人で軽い散歩に繰り出した。
金曜日の夕方のスーパーは人が多くベビーカーは邪魔になるだろうと考え、散歩から帰宅した後にママもんのみスーパーに行き買い物をしてくれた。

その間、私はチビもんを膝に乗せ遊んでいた。
生後1か月までと、2ヶ月以降との大きな差は、
赤ちゃんがリアクションしてくれるようになったことだと思う。

反射で行われる「新生児微笑」ではなく、
意思により行われる「社会的微笑」に変わったことが可愛さに拍車をかけている。

我が子ならばどんな顔でも可愛いという方もいるだろうが
やはり笑顔が1番である。
泣き顔や時折する変顔も最高に可愛いのは可愛いが。

そんなこんなで幸せな気持ちで遊んでいるとママもんが帰ってきてご飯をつくってくれた。
ご飯を食べる前にチビもんをお風呂に入れて、出た後に各々順番に夜ご飯を食べた。

そのあたりから、眠気がピークに達してきており
22時頃のミルクやりは半分寝ながらあげていた。
その後オムツを変えて自室に戻ってからの記憶がない。

■寝過ごし

起きたら4:30だった。やらかした。

リビングにいくとママもんが寝る前の日課である簡単なヨガをしていた。
私は一言「ごめん。寝過ぎちゃった」と告げて、ママもんの冷たい目線を背に自室に戻りまた寝て今に至る。

■今回のやらかしについて深く考えてみる

日記を書きだして気付いたのだが、
何もやらかさない日はないのだろうか？

すべては前日寝なかったことが要因であることは間違いない。

では何故寝られなかったのか。
いくつか理由を考えてみる。

• 昼寝をちょくちょく挟んでいた

• 子育てをはじめても今までのルーティンを変えられない

• どこかで、今回のように寝てしまうことが発生してもどうにかなると考えている

「昼寝をちょくちょく挟んでいた」

これはHOW的な問題で、昼寝を抑えれば解決出来る。
ただたっぷり寝ておいて言えることではないが、
子育ては如何に僅かな時間に寝られるかが大事なため昼寝を抑えるのは得策ではない。
むしろより今回のような事態を引き起こす要因になりかねない。

「子育てをはじめても今までのルーティンを変えられない」

これはやや問題かもしれない。
子供が産まれるまでの簡単なわたしの1日は、

9:00起床→10:00〜21:00仕事→仕事の合間または22:00頃夕飯→23:00〜3:00までYouTubeやNetflixをひたすら見る

こんな感じで、いくら夜中であっても余暇時間は絶対にたっぷり満喫したいタイプだ。

それを子育てが始まっても変えられていない。
睡眠＜余暇時間
これは由々しき事態な気がしてきた。

今は育児休暇中のため、今回のようなことも2ヶ月で1度だけ発生したイレギュラーではあるが、仕事が始まったらそうはいかない。
もっと仕事を早く切り上げ、そこから夜中まで子育てをしたい。
(チビもんを愛でたい)
その後に余暇時間を過ごしていたら次の日の朝までかかってしまう。
この点は意識改善や、仕事が休みの日の深夜に集中するなど工夫が必要になってくる。

世のママさんパパさんがこれを見たら、
「YouTubeとか見るのを我慢したらいいじゃん」と考えるかもしれない。

今回は私の趣味というべきかリラックス手段が動画鑑賞だったが、
人によってはそれが
晩酌だったり、ゴルフなどのスポーツだったり、読書やそれ以外の趣味であれば、簡単に辞められるだろうか。

単純に時間を今までより短縮することは私には出来る。なぜならただ動画を見るだけなので時間を区切って観れば良いだけだからだ。
ただゴルフは交通時間、プレイ時間など大体決まっており短縮は難しい。
その場合は、回数を減らすなど1を0にする必要がありそれには非常に苦痛を伴う。

次の、
「どこかで、今回のように寝てしまうことが発生してもどうにかなると考えている」にも大きく関わるため、詳しくは次で記載する。
今回考えるべきは、
How(どうやって)ではなく、
Mind(考えや精神)を変化させるべきという点である。

「どこかで、今回のように寝てしまうことが発生してもどうにかなると考えている」

正直これが諸悪の根源だ。

日々育児をしていて、若干自分でも気づいていることがある。

それは、ママもんとひさもんの『育児に対する真剣度』の違いである。

ママもんは、
「子供が産まれてから」
ではなく、
「妊娠した時点」から今まで通りの生活が出来なくなっている。

ただ私は産まれるまで、そこまで自分の日々の流れや行動を変えていない。
(身重なママもんへの気遣いや行動などは当然として)

このスタート地点のズレは考えの差を形成する非常に大きなポイントとなる気がする。

さらなる問題もある。

正直、世のママさんもパパさんは育児を頑張っている。
(一部例外はあるだろうが)
ただ理想とのギャップや、SNSに出てくる綺麗でスマートな育児発信とのギャップや、元々個人が思い描いていた子育て像とのギャップから負の感覚は形成されると私は考えている

『理想の子育て』の一例を言えば、
「ママ、パパともに子育てにむけて、献身的かつ最優先に考え行動し、かつ出産でダメージを負っているママへの気遣いを最大限に行いながら何不自由なく暮らしていけるだけの稼ぎを得るようにパパは仕事も頑張る。」
になるだろうか。

普通に考えて不可能である。

そしてこれを見て皆も、
「それは理想だからね。無理/無茶でしょ」
と考えたと思う。

そう。文字にするとこれが如何に無茶なことなのかは分かる。

ただ、私が今回やらかしてしまって反省した時に、
立ち戻る点(あるべき姿)として頭の中で考えたのは、
完璧な子育て像(上記の理想)に近い姿だった。

皆もどこか似た経験はないだろうか？
自分に対してやパートナーに対して、
理想を語ってしまっている部分はないだろうか。

ママもんは、私にとって非常に良い妻だ。
こちらのキャパシティを考えて提案してくれる。

ただ今回、自己反省をした際に私自身の中の理想が強大すぎて、逆にやる気がなくなる部分も出てきてしまっていたかもしれない。

自分でも理想の子育てが難しいことは理解している
↓
ならある程度できる範囲にレベルを下げよう
↓
まぁある程度失敗しても助け合いでどうにかなるだろう

こんな感じの考えをしていた。
自分に都合良く「考え」を変えて動いていた結果が今回のやらかしなのであろう。
だから、細かな行動(How)ではなく、考え方 (Mind)から修正していく必要があると考えた。

今回ママもんに迷惑をかけてしまった。
そこは反省して今日の育児では積極的に私が動こうとおもう。(これはHow)

その上で、理想に固執するのではなく育児を主軸において何が必要で何が必要でないかの取捨選択と優先順位をつけて可視化した上で、行動する必要がある。

生活の優先順位を再度考えてみた結果

○過去の優先順位

1. ママもんの機嫌

2. 育児＆趣味

3. （仕事）

4. 日記更新

5. 睡眠(5時間睡眠マスト)

○今の優先順位

1. 育児

2. ママもんの機嫌

3. 仕事

4. 趣味(動画鑑賞・酒)

5. 睡眠(5時間以上睡眠マスト)

6. 日記更新

ママもんとの差は上記の優先順位の「育児」のランクが
過去は２～３位に位置していた。
こんな感じで可視化してみると、
普段の生活では優先順位とはバラバラに行動していたことが分かる。
振り返りの良い機会になった。

■終わりに

自分のことでこんな言い方をすると、
また都合の良い解釈をしていると思われるかもしれないが、
実際子育てをしてて、ついつい寝過ぎてしまうということはよく発生する。

今回の件は、皆はそこまで思い詰めて問題点を洗い出して反省するような問題ではないだろう。

今回ここまで考えたのは、
10月から職場復帰をする前に改めて、
問題点から自分を振り返り、言語化（可視化）をしておきたいと考えたからだ。

毎回毎回、こんな大袈裟に考えているわけではない。
もし良かったら皆の優先順位もコメントで教えてもらえたら嬉しい。