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「自分に合った職業」を探すのではなく、「自分に合った行動スタイル」を探してみる
就活生をはじめ、転職を考えている方、育児をしながら再就職を検討している方など、仕事を探している方はたくさんいらっしゃると思います。
どんな業種が自分に合っているかな?
「手に職」になる職業がいいな!
会社はどこがいいかな?
すでにあるたくさんの選択肢から探すのも大変ですね。
これがいいかな?と思った後に、やっぱり違う気がする・・、ということもありがちです。
私も昔、子育てがひと段落した頃、10年ぶりに仕事を再開したいと真剣に考えている時期がありました。
正直言うと、何がしたいかなんて希望はなくて、長期間の育児専業主婦から脱して、社会復帰をしたい(=おとなと絡みたい!おとなと話がしたい!)という気持ちが強かったのを覚えています。
どんな仕事を希望しているのか?何がやりたいのか?と自分に問いかけてみても、長期間「職業」とかを考える環境になかったので、何も頭に浮かばない状態でした・・。
とはいえ、自分自身で考えなくてはいけないところですので、私の場合は想像力を駆使してみることにしました。
お恥ずかしいですが、当時の私の妄想の一部を披露します(;^ω^)
自分に質問:
「私は働いている時間に、視界にどんなものが映って、どんな行動をしていると気持ちよく感じるのかな~?」
自分で答える:
「ん~、自分の前には広いカウンターがあって、私はカウンターの内側に座るのがいいな。座ってると楽だし・・」
自分に質問:
「カウンターの向こうには何が見えるのかな?」
自分で答える:
「お客さんがきて、目の前に座る。ガラス張りのきれいな店舗に中にいるといいな。それから、お客さんに何か聞かれて答えていて、喜ばれていると楽しいな~・・。」
私は、想像と妄想を駆使して、自分が仕事をするときの「行動スタイル」を先に決めました。
店舗の中での相談業務みたいなのが私の希望なのかな~。
ここから検討すると、どんな仕事?
お役所や士業の仕事?
携帯ショップの店員?
金融機関の窓口?
街中の不動産屋さん?
いろいろ出てきました。
どれも良いように思えました。
また、このような「行動スタイル」がいいとなると、ちょっとは勉強する必要がある仕事なのかもね・・なんて、前向きな気持ちにもなれました。
どうして、仕事内容から決めるのではなく、「行動スタイル」から決めたかというと、自分が心地よい行動を毎日とれるなら、楽しく長続きしそうな気がしたからです。
人はそれぞれ、自分が好きな「行動スタイル」があるはずです。
こまごまと身体を動かすのが好き
言葉を交わし合うことが好き
座っていて落ち着いている状態が好き
長距離を移動するのが好き
自分が好きな「行動スタイル」が日常の仕事でとれるなら、身体が喜ぶ分、仕事にも前向きに取り組めるのではないかと思います。
もし、やりたい仕事に暗中模索していているなら、こんなアプローチもあるかもしれませんよ。(^^)/
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