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20200505 ThinkSmart

本「ThinkSmart」 を読了したため、以下アウトプットします。

☆序

本の「はじめに」の記載が印象的でしたので記載します。(文章は修正済)

どうすれば確実に成功を収められるかは分からないが、何が私たちの成功や幸せを台無しにするかははっきりとわかる。そして「すべきでないこと」は、「すべきこと」よりはるかに影響力がある。

この本は間違った思い込みを避けて賢く生きるための方法として52の思考法が紹介されています。以下では、52の思考法の中から5つ抜き出して説明します。

☆思い込みを避けて賢く生きるための方法

どんな理由でもいい、理由があれば「安心」できる

 - 理由を添えるだけで周りからの理解と譲歩を得やすくなるといいます。この理由がないだけで人のモチベーションは低下するそうです。

労力をかけたものが大事に思えるわけ

 - 人は努力して手に入れたものの価値を過大評価する「努力の正当化」があります。努力を費やして作成したものは価値のあるもののように見えてしまうといいます。「努力の正当化」が発生するということを意識して、客観的に結果を見つめることが重要です。

ほらで相手を納得させられるわけ

 - 仕事などで出来るか出来ないのか分からないのに「出来ます!」と言ってしまうことはありませんか。これを専門用語では「戦略的ごまかし」 と言い、大きな危機に瀕している時ほど事実を誇張する傾向が強くなると著者は言います。この「戦略的ごまかし」には害になるケースもあります。注意する対象が人間の場合は相手の「発言」ではなく、「相手の業績」に注意を払うようにしよう。

計画を立てると心が安定するわけ

 - まだ完了していない課題は繰り返し意識に浮上し、一旦完了してしまえばその課題は記憶から消滅してしまうゼイガルニク効果と呼ばれる現象があります。ゼイガルニク効果の研究の過程で進行中のプロジェクトをいくつも抱えても頭をすっきりと保てる人がいました。頭がすっきりと保てる人は、そのプロジェクトに対し「どのように対処するかという明確なイメージ」を持っていたといいます。つまり、計画を立てるということが物事を実践するのに重要になります。

著書では計画について以下のようなことが言われています。

段階を追ってひとつずつ、できれば計画を文章にしておく。すべきことを全部書き出して、具体的な課題として把握しておく。

テーブルにノートを一冊置き、課題への対処法の細分化をぜひやりましょう。

・泳ぎ方の本を読んでも、泳げるようにならない

見出しの通りで、私たちは泳ぎに関する本を参考にしながら泳ぎ方を見つけたわけではありません。重要な知識は実践を通して得られるものです。

☆まとめ

以下に注意しましょう。(他の思考法はぜひ本をご参照ください。)

物事を頼むときなどは理由を添えるようにしよう

「努力の正当化」を意識し、客観的に結果を見るようにしよう

「戦略的ごまかし」を意識し、相手の「発言」ではなく、「相手の業績」に注意を払うようにしよう。

物事に対処する際は計画を立てよう

泳ぎ方の本を読んでも、泳げるようにならない

以上



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