2024年後半頃の出来事のちょっとだけ振り返り
気付けばもう12月のおわりに近付き、2024年もおわる。
今年はなんというか、私の中ではなんとなく2024年後半は大変だなと感じる出来事があった。
ひとつめはパートナーの怪我、ふたつめは私のわかめの種まき。中身は違うけど、私の中ではどちらも大変だなとちょっと感じてた。
夏頃にパートナーが怪我をしてしまい、夏の期間は動くのが難しかった。
利き腕にギブスをつけていた間は車の運転ができなくて一緒に病院へ行ってたんだけど、レントゲンのたびに痛そうだった。
怪我をしてしまってから管理が難しくなった苗たちが少しずつ枯れはじめていくのを見ていて、どうしたらいいかわからなかった。
私の仕事終わりに葉っぱを見に行っても、私がいちごや農業の専門じゃないことで正直何をどうしていいかよくわからなくて、拡がらないようにダメになった葉っぱを取り除いてみることをちょっとだけするしかできなかった。
パートナーが手術をした数日後から、お母さんたちや私の友達と一緒にいちごの苗を定植する作業に入ったけど、定植してからもどんどん苗が枯れていってしまったのはなんだかつらかった。
怪我と術後の痛みで眠りが浅くて思うように寝れなさそうなときが続いていた頃は、本人はほんとにしんどそうだった。
リハビリがはじまっても、なかなか真っ直ぐに伸ばせない腕。
いまはだいぶ伸ばせるようになったけど、まだきちんと真っ直ぐにはなってない。
1番つらいのは本人だったし、どれもこれも起きてしまったことは仕方ないけど、自分のことではないにしてもちょっとしょげてしまう。
それでも本人は前を向いて進めているのだから、私がしょげてどうするんだ、私が元気じゃなきゃ!というのが夏から秋までの感じ。
勝手に機械を動かしても大丈夫なように、機械の使い方を教えてもらったり、本人にいいよと言われても無理矢理にでも作業は進める必要はあったかもなと反省したのでした。
メインで動いてる生産者自身が怪我や病気で倒れると、こういったことが起きるんだなと思ってしまった。
ひとまず、本人が元気になったのがほんとによかった。
⚪︎
そして冬になり、私は私で、今回のわかめの種まきの作業に苦戦している。
本格的に種まき作業をはじめる頃あたりになかなか治りづらい風邪をひき、なんとなくしばらく本調子ではない状態が続いていて、あんまり頭が働かないという状態でのスタート。
私の基本作業スタイルとしては午前中に種の間引きをして、午後に種を巻くために海上に行くというスタイルなのだけど、今年は9時を過ぎた頃には強風に変化する日が多過ぎて、作業してる日数の割になかなか海上に種を巻きにいくことができなかった。
来年もこういった感じで強風の場合がたくさんあれば、午後も種を挟み続けて、次の日の早朝に種を巻くという形で、基本の時間帯を少しずつ切り替えていこうねと思う。
あとは、完全に体力が落ちていて最後まで気力が続きにくかった。
プロジェクトを完遂するためには、なにがなんでも最後までやり切る体力と気力が絶対的に必要だなと私は思う。
1回目の種まき作業がいったん一段落ついてから、冬の間はプールで水中ウォーキングをすることにした。(すでに2回行ってみたけど、水の中を歩くの楽しかった!ゆるやかに体力づくりをしていきたい。)
種を巻いたあとに枯れてしまった部分がロープ1本半分くらい出てきてしまって、そこを直す作業を2日ほどして、直したほぼ同じ場所と、さらに別の場所で巻いた種の1種類が枯れてしまった。
さらにもう1回風邪をひきつつ、26日から少しずつ2回目の巻き直しや追加でしている作業に入っている。
明日の朝に1時間ほど作業をして、道具類の片付けをしたら枯れてしまった部分の種の直しの作業は大丈夫じゃないかなと思う、、。
(もしも3回目の直しになったら、さすがに落ち込む。そうなったら、年明けにまたちょっと違う形での作業に入ろうと思う。)
こんなに芽落ちしたこともなかったし、前回直したところも芽が枯れてしまったので、今回はほんとにショックだなという気持ちと大苦戦してしょげている。。
芽落ちはショックだけど、文章の修正が入ってそれを数回か直している、みたいなことだよねと思えば、そういったこともあるよね〜とも思えてる私もいて、そう思えばなんとなく大丈夫そうではある。
まだ年内全部の作業は終えてないけど、来年の私自身のために、おそらくこうだったなと感じる部分を振り返りとして箇条書きにして下に残しておこうと思う。
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・みんなが普段無機質と呼んでいる種はホチキス止めを推奨してたけど、ホチキス止めは私の場合はあまりにも時間がかかりすぎて作業効率が悪くて向いてない。
あまりにも向いてないので、種まきはいつも通りの形、補植は時と場合に応じてホチキス止めで直す、という感じが良さそう。
・もしも来年も無機質をお試しし続けるのであれば、私と先方とでスケジュール調整をして私自身で種の受け取りにいく、注文量を減らして保管管理を徹底する、他の種と同じように別の紐に挟み込んで種まきをする、ということをしたほうが私には合ってて良いなと感じた。
・万が一先方が種作りに失敗するということもあって急遽種が足らなくなる、ということもあるということを覚えておく。そういったことができるかぎり起きないように、次までに購入の相談先を増やす。
・葉っぱが弱々しく感じられるものは、あまり多く使わないほうがいいなという印象。芽落ちの原因となる。
・巻く予定の種の特徴に合わせて施設づくりをしたのは良かったような気がする。来年も引き続き試してみて、どうなのかを見てみたい。
・来ていただく方のスケジュール調整をする際に天候によってお昼過ぎまでお願いする形、または朝の集合時間を遅める形など、天候と種に合わせた形にできたらいいなと感じた。
天候が合わないのはどうしようもないけど、できる限り風のおだやかな時間帯を狙って種まきに行けるようにしたい。
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他にもあるような気がするけど、いま見えている振り返りとしてはこんな感じ。
直しの作業には入っているものの、今年も友達たちやお世話になってる方々のお力でなんとか作業を進められて、今年も楽しかったのでした。みなさま、ほんとにありがたや。
ひとまず、2回目の補植作業も残りあとすこし。仕事納めまであとちょっとなので、明日ふんばってやってこ〜。