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藤沢周平の世界を照らすもの
鶴岡市内の書店では、いまだに藤沢周平コーナーが設けられているところがあります。さすがに地元ですね。
で、僕は休みともなるとフラフラ本屋をうろつき、周平コーナーに辿り着いては、「さて、今度はどれを読もうか……」と、あれこれ手にしてみるのですが、いったいどの本を読んだのか、どれを読んでいないのか、あまり区別がつかないんですね、どうも。読んだはずの本でもストーリーが思い出せなかったり、題名と内容が一
藤沢周平の世界に浸る
『蝉しぐれ』以来すっかり藤沢周平ファンになってしまい、彼の小説をつぎつぎに読み漁っている僕。ありますよね、こんなことって。学生時代なら漱石とか鴎外、外国文学ではヘッセとかジッド。最近では、パーカーかな。
本と人のかかわりって、いろいろな時期があると思うんですよ。僕の場合でも、乱読の時期もあれば積ん読の時期もあった。面白くもない本を嫌々読んでいた事もあれば、数年間ほとんど本を読まない時期だって…