父親の愛を受け入れることはできるのか?
私の父は、激情型の亭主関白タイプ
だったのですが、
そんなお父さんに対して
怖い、嫌い、恨み、寂しさ、嫌悪感
といった感情を持っていたのですが
ここ数年間、過去の自分に向き合って
以前と比べるとお父さんに対する
ネガティブな感情は手放せれた気がするんですが
ふと、ではお父さんの愛を受け入れることは
できるのだろうか?
と自問してみると、心がざわついたんですよね。
つまりはまだお父さんに対しての恨みとか怒りが
残っているということなんでしょう。
そもそもお父さんは自分を愛してくれていたのか?
という問いに答えることすら、難しくて。
だって、昭和の亭主関白タイプの父親ですよ。
「愛してる」なんて言葉出てこないですからね。
じゃあ、現在40歳になった自分が
当時のお父さんの心境とかを想像するしてみると
どうなのか?
多分、ストレスは相当抱えていたんだと思います。
仕事とかのことで。
それで、心にためたプレッシャーとかストレスの一部を
家族に放出していたのだと思います。
あと、家族に怒る、怒りを表現することが
マズイことだという認識が当時の世代の方にはあったのかも。
そんな状況は理解は一応はできます。
では、完全に怒り、恨みを自分が手放せるかというと。。。
抵抗感ありますね。
なぜ抵抗感があるのか考えてみると
こっちはストレスをぶつけることはもちろん、
家の中で話をすることですら怒られる状況だったので
こっちはすべて飲み込んで、心のなかに溜め込んでいたのに
お父さんは全部怒りをこっちに向けてきた。
許せない
って思っている気がします。
じゃあ、どうしたらいいのか考えていたのですが
まず許せない自分を許すことにします。
これはできる。
そして心に浮かんで生きたのは
もっと子供の頃に自分に寄り添ってほしかった
という思い。
これは怒りというよりは寂しさ。
じゃあ、水に流せるのか
ちょっとできそうな気がする。
今はお父さんも昔ほど激情家でもないし。
多分、子どもの愛し方とかわからなかったと思うし、
子どもに寄り添うという選択肢すら思いつかなかったと思うし