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きづく力
ジェンガをやっているドキドキ感は
なんとも言えないものです
誰が崩すのかな?とか自分だったらどうしようかな?とか
そんなところも醍醐味ですね
でもいざ崩れてみると、また建て直すためにはかなりの時間がかかりますよね
壊さないように、慎重にピースを抜いていく
なかなか鬼畜なゲームですわ🎮
積み上げるより、壊す方が簡単です
むしろジェンガは壊したい派です
今回は"きづく"力です
日本語って同音異義語があることが面白いなと思います
・気付く
・築く
読み方は同じでも意味は全く異なるものです
でも、僕はこの"きづく"と読む二つの言葉は
関係を持っている言葉だと思います
相手との良い関係性を築く
それが確かで大切なものであると
気付く
理学療法士という仕事をしていると
ラポール (rapport) 形成
という言葉をよく聞きます
意味は
「相手との信頼関係の構築」のことです
これができないとそもそも仕事自体が
成り立ちません
嫌な人、信頼されてない人に治療されても
治る気はしないですよね?
それほどラポールは大事な通過点です
信頼関係を築く上で
まず相手が
「どんな人なのか」
「自分になにを求めているのか」
というところに気付くところからがスタート
だと思います
つまり大事なことは話す技術の他に
日本人の得意な「察する」技術
今風に言えば「空気を読む」力ですかね
それに長けている人はきっと
信頼を築くのがうまいかもしれません
何気なく、そしてさりげなく必要だと思われる行動が取れる
それだけで、すごい長所になると思います
「みんなに合わせてしまう」
「周りに流されてしまう」
こういうことを良く聞きます
これを変えたい人は沢山いると思います
現在進行形で自分もそうです
でも、「みんなに合わせられる」
「周りの意見に流されてしまう」
これはあながち悪いことではないと思います
なぜならそのことに気づいているから
一番良くないのは流されていること、
それにすら気づいていない人だと思います
「同調できる」ということは
その人を知らなければできないこと
だから素敵な能力だと僕は思います
でも「同調」では足りない
「共感」できたらもっと素敵な人になれると
思います
「同調」は相手の意見に合わせる
「共感」は相手と共に共通する感覚を共有
天と地ほどの差になり得ますね
僕はせっかくなら天の方へ行きたいです、、
だからそのために僕が心がけていることは
「誠実さ」「共感」 「知る」
この3つです
どんな人にも誠実に対応して、相手をよく知りその上で共感ができる
間違いなく「誠実さ」を体現できれば大丈夫だと思います
信頼や関係を築くのは本当に大変で、なかなか時間がかかることもあります
でも、その関係を壊すことは一瞬でできます
もう10秒あれば壊せます
もしくは一言でも壊せます
簡単です
求めているものが分かってればなお
身体も治す方法が分かれば壊すのも、壊れるのも簡単
だから日々の自分の発言や行動に注意する
もし、その関係が危なくなりそうな時は
逆に深い関係になれるチャンスです
いち早くそれに気付いて、対応できたら、、
本当に必要な関係性を築くことができるかもしれません
まずは築くことから
そして、大切なことに気付けるように
construction is art
notice is art too.
They're both wonderful things.