【船乗りの特徴⑦/船内環境(海鮮BBQ)】
船乗りです。たまに元船乗りが経営するカフェみたいなのもあるため、見つけたらふらっと寄ったりします。写真は都内文京区のカフェ&バーより。
船内環境について今回はいろいろと書いてみます。
①夏は寒くて冬は暑くなりがち
毛布かぶって寝ていたり。ただこの猛暑日が多い状況では快適です。光熱費とかは一切気にしなくていいので。
②トイレなどは24時間電気つけっぱなし
なんで休暇中も自室のトイレなど電気つけっぱなしになりがちらしく。
③部屋のドアは閉めない
外出していないとか、休暇の時はドアは閉めておきますが、それ以外はドアは開けっ放し。
この三つ目が個人的には好きではないです。部屋自体は個室ですが生活音が聞こえる、聞こえてしまうから気をつかいます。
酔っぱらい船員が間違えて他人の部屋で寝ていたという話もちらほら聞きます笑
④あまり上陸しないためか、乗船中は風邪は引きにくい
逆に休暇中は疲れがたまって風邪をひく可能性が・・3ヶ月以上乗船した時の休暇中に久しぶりに風邪引いたことも。それ以降は3ヶ月以上乗船はしないことに決めましたが。
⑤船内wifiがあれば快適
船内wifiある船だと1日中、電波があるような状態なんで比較的快適です。ない船もあるのでそこは面接なりで確認が必要です。
なおYouTubeプレミアムは有料ですが、オフライン動画保存できるのでめちゃくちゃ重宝しています。間違いなく元はとっているかと。
船内wifiがない船だとあらかじめダウンロードしまくっておきました。港についたら追加でダウンロードして。
⑥自炊する船だと料理が上手になる?
自炊する船だと、自分で料理する必要がでてきますが料理は上手になる・・可能性はあります。
各自自炊だといいのですが、下っ端新人が食事担当させる船もあるので料理に自信がない方は要注意ですね。あと船乗りの料理は味付けが濃い&肉が多い方が好まれます。
なので最初乗る船は料理人(司厨長)乗船している方がいいかと。仕事覚える&疲れるので食事当番とかそれどころではなく。
なお各自自炊だとめんどくさくて、たまごかけご飯、納豆、キムチ、鮭フレーク、魚缶詰め、レトルトカレー、カロリーメイト、肉を焼くだけな食生活になる可能性もありますが。。あとはデザートとか。
個人的にCoCo壱の缶詰め(サバカレー)は好きです。ご飯とかはご飯当番で炊きます。
ご飯は船によって硬め、柔らかめがいいの判断はありますが(チャーハン作る人は硬めとか)
自炊する場合は下記の記事のような食糧金はもらえます(船員法による)。ただ食糧金の金額は船や会社によって違います。今のところ月6万円が一番支給が多い会社かなあと。
なお、自炊船の場合で仲がいいとBBQとかも船で開催します。
こちらは焼きませんでしたが、北海道の魚は安くていいですね。
ちなみに北海道の夏の海はこんな感じで周りが見えない・・
⑦食事提供は少し早い
料理人(司厨長)が乗船している場合は食事が提供されます。
普通は朝7時、昼は12時、夜は18時くらいが食事のイメージですが、船内だとその時間に食事食べる人は遅いですね。
例えば昼だと11時(10時半~なときも)、夜は16時半~です。もちろん仕事によって食べる時間帯は変わってはきますが。あくまで食べられる開始時間が陸より早いというだけです。
食事内容は朝は松屋の朝定食な感じ、昼は丼ものが多く(カツ丼、天丼、うどん、そば、カレーハヤシライスなど)、夜は定食という流れです。月1回はサーロインステーキや焼肉で。ご飯と味噌汁はセルフで。
⑧清水は貴重になる
貴重なのであまり湯船を貯めて・・みたいなことはあまりないです。ほとんどシャワーになります。シャワー浴びる順番とかいろいろルールがある船もあるようで(あった)、めんどくさいなあと思うことも。
なのでその反動か?休暇中は温泉つきホテル宿泊とかであれば、毎日温泉とかに入っています。疲労がとれるし、温泉最高です。あとは整体にいき、体から疲労物質を放出すると。
⑨アルコールは多少は飲んだ方がいい
あまりアルコール強くはないですが、長期乗船は1ヶ月程度であってもストレスはたまります。なのでストレス解消のために、たまにアルコール飲むのはおすすめです(一滴もアルコール飲めない人を除く)
実際にたまに飲むとストレス緩和されたのか次の日は体が軽くなっていることも。あくまでたまにです。毎日飲んでいる人もいますが・・
アルコール以外にもストレス解消グッズはあればいいかなあと。人によっては筋トレしたりゲームしたりいろいろですが。
船乗り関連の記事はこちらへ(1~6まであります、現時点で)。なお船員保険、健康診断、船乗り用語などこれから投稿していく予定です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🐟️良かったらスキお願いします。なお乗船中なので返信などは遅れます。