【船乗りの特徴③/年収1000万円こえも?手取り表示文化~給料がややこしい~】
船乗りです。たまにサラリーマンから船乗りに転職したと言われることがありますが、船乗りもサラリーマンなんだけど・・とは思ったり。
1、手取り文化
船乗りの給料は基本的に手取り表示文化です。そこが陸とは違います。いろいろややこしいので確認する必要があります。
ちなみにこちらはややこしいではなく紛らわしい、、ドンキホーテと思ったら喫茶店でした。
2、給料が変動することもあり
さて例えば手取40万円と提示された場合
・毎月手取40万円なのか
・手当て含むのか
を確認する必要があります。
乗船時は手取40万円で、休暇時は手取20万円(基本給のみ)なんてこともあります。もちろんボーナスは基本給がベース計算です。
なお海のハローワークの求人で海技免状ありで一等機関士採用(499トンなど小さめの船で大型船はまた違う)で平均で手取40万円以上➕ボーナスが相場みたいですが。
私ごとですが、手当て込みで手取60万円以上あるんじゃないか?と思う求人に採用されたことがある話はさておき
最近は機関士不足すぎて、海のハローワークでも手取50万円、ボーナス6ヵ月(年収1000万円以上)な求人もちらほら出ているみたいです。
臨時雇用で手取125万円(機関長)、手取75万円(一等機関士)な仕事があるという話も同僚から聞いたりもしましたが、それほど人手不足なんでしょうね。どれほど人手不足かは海のハローワーク編で話したいと思います。
ちなみにヤフーニュースで
のような内容の記事ありました。海技免状もちでマグロ漁船だと一年目で年収1000万円以上あるみたいです。商船だとさすがに一年目は厳しいかと。
マグロ漁船の求人探してみたらこんなのはありましたが。
海技免状6級以上とかかれていますが、海技免状はこんなやつです。他の時に説明したいと思います。
ちなみにマグロはよく買うのですが、マグロの尾肉が一番うまいような、分量あるし。そのまま食べるなら骨でスプーンですくって中落ち丼にして。
マグロの食べ方については⤵️
3、手当ての確認が大事
あとは手当てがクリーニング手当て、掃除手当て、作業手当てなどの有無と、ある場合はそれは給料に含まれているのかどうか。
食糧金の場合は基本的に給料とは別です。会社の経費として船乗り各自に支給しているので、給料ではなく。現金の手渡し支給なんで船乗りにとっては給料みたいなもんですが。
4、へそくりしやすい
なんで大きな声では言えないですが・・
既婚者の人は給料明細に諸手当がのっていないと奥さんにばれないので、黙って自分の小遣いにしている人もいるようです。
前乗っていた船では食糧金含めると最低毎月10万円以上はありましたし、給料以外のお金が。
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