かっこいい大人
かっこいいお父さん。
かっこいいお母さん。
子どもが産まれ。
ちゃんと育てないと。
ちゃんと、いい親でいないといけない。
私は大人だから。
この子のお手本に。
かっこいい大人でいないと。
そう思っていた。
でも、大人だって完璧じゃない。
できないこと。
至らないことだってたくさん。
そんな自分が完璧であろうとするほど。
子どもにも求めてしまう。
完璧なんて無理なのにね。
だから、私は『かっこいい大人』をもうやめた。
かっこよく、完璧な親。
ちゃんとした子育て。
子どもの幸せを願う。
自分の幸せも願う。
それが家族の笑顔になると知ったから。
親も子どもも。
できること、至らないこと。
たくさんあっていい。
それを認められる自分であろう。
他人にも認めあえる関係がいい。
その方が、ずっと楽な関係。
ずっと生きやすい。
私はそんな生き方がしたい。
私は子どもにも、そんな人に囲まれて欲しい。
自分の至らないことを認められる。
相手の至らないことも認められる。
本当の『かっこいい大人』
一緒につくる家族の幸せ。
この作品は、「家族の心をつなぐ」チャリティー交流会イベントで朗読させて頂きました。
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