結局のところ人間力ってこと。
1ヶ月ほど前に購入し放置状態になっていた友村晋さんの書籍「2030未来のビジネススキル19」をようやく手に取り第1章の「一次情報収集力」を読んでみて冒頭から「そうそう!そこなんよっ!」と思わされたので久しぶりにブログを書いてみることにしました。
まず最初に伝えておきたいのはAmazonでこの書籍を予約購入したのですが、何を血迷ったのか2回も予約を入れてたらしく、不本意ながらまるで友村ファンの様な所業となってしまった…
なので知り合いの方でこの書籍を読んでみたい!って方には一冊プレゼントしようかと思ってますので気になる方は直接ご連絡くださいね(笑
嘘か誠か?情報溢れる未来!
書籍には一次情報が必要な理由と題し、これから生成AIによりライターやプログラマーの仕事が無くなるのでは?と多くの方々が不安になっているが、友村氏曰く「生成AIという武器を使って素人がプロの領域に参入しやすくなった」ことに注目すべきだということ、アマチュアが一瞬でそれっぽい記事を書くことができる様になったと懸念されています。
面白い表現だなぁと思ったのはそのAIの記事は「情報の高度なパッチワーク」という言葉。
そんな時代だからこそ大切になってくるのは記事を書いた人が実際に体験した一次情報に価値があるということ。
それを読んで感じたのは何も今に始まった事ではなく人は昔から裏付けのない情報に振り回され嘘か誠かは関係なく右往左往して生きているということ。実際に経験した訳でもなく、信用できるかどうかも分からない人間の情報をあたかも本当だと思ったり、自分の情報の様に人に伝える所謂「ウワサ好き」で溢れている。これからの時代はそれに振り回されることなく本当を見分け伝えれる人に価値が見出されるんだということ。
どう伝えるか?で未来を変える
一次情報が必要な理由その②として書かれているのがAIはデザインの領域にも進出していること。ミッドジャーニーなどの画像生成AIにより、イメージをテキストで入力すればプロが描いたような画像が生成される。
しかし友村氏がここで大切だと言っているのは「イメージ策定力」で、どうイメージを伝えるのか?それはこれまでの経験や実績から生まれる表現力が物を言う時代になってくるということ。
これは先程のウワサ話にも繋がってくることだけど、情報を受け取った側がどう人に伝えるのか?によって結果が変わる、それは良いものにも悪いものにも自在に操ることができてしまうということ。
これは後に触れたいと思うがホント大切なことだと思う。
経験から来る情報は対価に匹敵する
前途した様に実際の経験から出てくる情報(一次情報)には価値がある。気を付けないといけないのは二次情報や三次情報であり、それをまるで自分発信の様に振る舞う者が多すぎること。
そんな中で経験者は価値のある情報を伝えることができる。それは事実を知り、また己の感性から生まれる真実を表現できるからに他ならない。
それは本当のなのか?
本書では一次情報を身につけるには情報を疑ってみること、と書いてある。そして経験を積むこと。
私は正しくその通りだと思う、テレビやラジオ、そして雑誌やSNS。そのどんな情報も噂の様なもので本当かどうかも分からない。
友人や会社の同僚、親兄弟の話していることもひょっとしたら間違った情報かもしれない。全てが真実で事実ではないのである。
真実と事実
皆さんは真実と事実の違いをどう解釈されているだろうか?私の解釈として「真実とは実際に起こった事実を人というフィルターを通すと真実となる」ということ。
どういうことかと言うと事実は一つしかないのだが人の見方でそれぞれの表現(真実)が生まれると言うことになる。
これにより様々な噂が繰り広げられることになる、いかにも自分の意見が正論だと言わんばかりに…。ただ気を付けたいのはそれを聞き、安易に他人のフィルターと同調すること。
噂話を聞き、単純にそうなのかと鵜呑みにするのは自分のやって来たことに自信のない人間のすることで一番最低な行為と思う。
自分の見て来たものや経験して来たものと照らし合わせて初めて自分にとっての真実を作り上げるべきではないかと思うのである。
一次情報は自身の経験からしか得れない。が二次情報や三次情報から逃れることは出来そうもない。ではその情報をどう解釈するか?どう伝えるか?はその人の「人間力」に掛かっているのではないだろうか。
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