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人を包み込み、何かを引き出している写真

ギャラリーライムライトで開催中の、モノクロベスト・セレクション展。2階の面々の方の写真はなかなか良い。特に小栗(一紅)さん。なんやろちゃんと人をよく見ている、そして包みこんでいるという印象。人を撮りながら人を見ていない「ポトレ」と呼ばれる写真はあまたあるがその対極に位置する写真。自分も出展するので、冗談めかして「打倒!小栗」を目指したが無理っぽい。


ライムライト2階壁面の一部(詳細は下のYoutubeで)

人を慈しみながら写真を撮ることはあるだろうが、自分の場合はどこを撮っても自分しか見ていないし、それ以外を撮ることはできないらしい。それが写真にとって悪いことだとは思わないけど、人を包み込み、何かを引き出している写真を見ると、自分の才能の無さに軽く絶望してしまう。なので、打倒できるとしても来世、もう少し良い人に生まれ変わってからですかね。

以下はライムライト・セレクション展に出している私の写真です。お正月休みに妻と出かけた大分、熊本旅行から。


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