虫好きが使うRICOH GR3レビュー②(マクロ機能編)
RICOH GRⅢ
リコーが展開するコンパクトデジカメ「GR」シリーズの最新だったモデル(投稿準備中に新作が出た (22.10.7記載) )。
究極のスナップシューターを冠した最高級コンデジ…ですが、、
本記事では虫撮影をはじめとしたマクロ機能に絞ってご紹介!!
合わせてこちらもどうぞ!
・むしさん撮り放題!
・手乗り撮影が超楽チンです!
まずこのカメラの何が良いって小さくて軽い!
しかも片手で操作ができる設計!!
手乗りするしかないっしょ!
かわいいいいいいいいい~~~!!!!!!!!!
・マクロ スペック
撮影距離範囲はレンズ先端から
標準:約0.1m~∞
マクロモード:約0.06m~0.12m
最大撮影倍率は0.35倍。
レンズ先端から6cmまで近寄れます。
それぞれのモードの最短撮影距離で
画面いっぱいに写せる被写体の大きさ(個人調べ)
標準:約10cm
マクロ:約6.5cm
50mmクロップ(*後述):約3.8cm
"一般人"が期待する大抵の虫は撮影できます。
2cm弱のアオメアブ。
マクロ最短撮影距離、50mmクロップ、トリミング無し。
GRⅢで可能なかぎり一番大きく写すとこんな感じです。
・これが便利!クロップモード
GRⅢは判換28mmの単焦点レンズですが
35mm、50mmの「クロップモード」という機能が付いています。
説明しよう!クロップモードとは
「35mm」と「50mm」の相当の画角に切り取って撮影する機能だ!!
35mmレンズで撮った風、50mmで撮った風…の写真に仕上がります。
写真の周囲を切って撮影するので被写体がより大きく写るのです。
はっきり言ってトリミングと変わりません。
クロップモードを使わずに撮影し後からトリミングしても結果は全く同じです。
私は元々トリミングに抵抗がない人間なので
GRⅢを購入する前は使うつもりのなかった機能でした。
しかし使って見ると18mmってマクロ的には結構な広角なんですよ。
トリミングあり気で構図を練ってもイマイチ仕上がり具合がピンッと来ない。
クロップモードを使うと丁度良い具合の画が液晶に表示されるので重宝しています。
---最短撮影距離での比較---
つつじっぽいやつで比較。
すべて最短撮影距離です。
(ミスで1枚目だけ絞りf2.8、2-3枚目はf4です。。)
---絞りの比較---
18mmマクロモードの最短撮影距離で絞り比較。撮って出し。
ナガコガネグモでも比較。18mmマクロモード
はい、ここでもう一つの質問。
クロップモードを使ったら画質が悪くならんの?
APS-Cセンサーの強みが大爆発!!
全然気になりません。
同じ写真をトリミングして比較してみます。
現像後。かなり明るさを上げましたが耐えられます。
さらに思い切ってトリミング。十分な画質です。
ちなみにクロップモードを使うと写真のサイズが小さくなりますが
容量節約を意識するほどの違いはありません。
画面上で残りの撮影可能枚数の目安が表示されるのですが
手元のGRⅢで確認すると16GBのSDカードを装備して
通常モード(18mm)で撮影し続けた場合に撮れる枚数が296枚。
35mmクロップで302枚、50mmで309枚です。
・一瞬で虫撮影を可能に!モードダイヤル
「①基本スペック&撮影編」でも紹介しましたが
モードダイヤルも超便利!!
絞り優先 / SS優先 / マニュアル / オート
に加えてユーザー設定モードが3つもあります。
事前に指定した細かな設定をダイヤルを回すだけで呼び出せます。
[絞り優先]+[マクロモード]+[ピントマニュアル(最短撮影距離)]+[絞りf/4]
に設定すればGRⅢが一瞬でマクロ専用カメラに早変わり!
虫発見から瞬時に最短撮影距離で撮影できます。
・関連記事
RICOH GRⅢ 公式サイト
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/gr-3/
※互換バッテリーについて
私が購入したものは販売が終了していたので代わりのものを。
購入される場合は自己責任でお願いいたします。
新しいRICOH GRⅢx
(焦点距離40mm、今回紹介したのは一番上のGRⅢです)