【詩】朱色、青空、黄金色
稲荷の朱色はよく澄んだ
秋の青空に寄りかかる
西陽は窓を覗き込み
頬杖さえも黄金色
駅前 車がひと周り
風と落ち葉もひと周り
人生はコインパーキング
お取りください駐車券
行き交う革靴、コンバース
名無しの権兵衛、ごんぎつね
みなで見上げたうろこ雲
微笑み交わすもすぐ別れ
一人だと長すぎる 秋の夜
二人には一瞬の 人の世
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稲荷の朱色はよく澄んだ
秋の青空に寄りかかる
西陽は窓を覗き込み
頬杖さえも黄金色
駅前 車がひと周り
風と落ち葉もひと周り
人生はコインパーキング
お取りください駐車券
行き交う革靴、コンバース
名無しの権兵衛、ごんぎつね
みなで見上げたうろこ雲
微笑み交わすもすぐ別れ
一人だと長すぎる 秋の夜
二人には一瞬の 人の世
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