あなたの時間はいくつある?
時間を考えるとき、過去、現在、未来の3つあるのかなと思います。
私の場合、2015年以前は、確かに3つの時間がありました。
過去について、過去の思い出、なつかしさ、記録などを振り返っていました。
未来についても、将来の夢、これからやりたい夢を考えてました。それぞれ独立した別もの、と考えていました。
今は、過去をほとんど振り返りません。未来も夢などと描きません。過去と未来にあまり重点を置くことがありません。
今は、「今、どうするのか?」が重要だと考えています。
こう考えるきっかけは、2015年に人間ドックのオプションで受けた脳ドックがはじまりです。
2014年までは、人間ドックで基本的に数字上の不安もなく、ほとんど病院にもお世話になることもなく、過去、現在、未来をなんとなくでも考えられる人でした。
2015年の人間ドックのオプションで受けた脳ドックで脳動脈瘤が見つかってからは、すべてが一転しました。
人間ドックの結果が、「すぐに手術してください」と言うようなものでした。記憶では、「脳動脈瘤が破裂すると死にます」くらいの衝撃でした。
脳動脈瘤が万一破裂すると、くも膜下出血などで、最悪亡くなる、助かっても障がいが残るかも。
それからというもの、寝ている間に動脈瘤が破裂したらどうしようと予測できない不安が襲ってきます。
そして考えも変わりました。
人は必ず死ぬ
この事実は、私にとって衝撃でした。
当たり前のことなのですが、死については、意外と他人ごと。自分ごととして考えることがなかったから、衝撃が大きかったとも言えます。
その時から、現在が大事で、過ぎてしまった過去、これからの未来の重要性が薄れました。
現在の延長線上のこれから起こること、いえ、起こすことが未来、すでに起こってしまった事実が過去でしょうか。そうなると、現在が進んで未来につながり、現在が進んで結果が過去とも言えます。
そういう意味で現在が一番大事。
私と似た考えを持っている方もいるはずです。
スティーブ・ジョブズ氏の名言、
「もし今日が人生最後の日だったら、今日やることは本当にしたいことなのか?」
「あなたの時間は限られている。だから、誰かの人生を生きて無駄にしてはいけない」
の言いたいことが今ならわかる。
もし、将来があるのなら。たぶん残りの人生が予測できる残り日数になったとき、後悔していないだろうか?具体的にいうと「あの時やっておけばよかったな」という後悔をしないだろうか?
そんな人生観で今を生きています。
今すべき事として、「積み重ねてきた香りの経験値を世の中に活かす方法」を考えています。本もそのひとつ。
昨日、経過観察のレントゲン撮影と、MRIを受けてきました。手術から3年が経ちました。
後日、画像の結果を医師から話を聞きます。
本について、ただ本を売りたいというよりも、健康に役立つ内容を広めたいと思っています。
そして、尽力いただいた方のためにも、私ができるプロモーションをしていこうとしています。印税はそれを元手に嗅ぎ方のトレーニングを広めて、ひとの役に立つことをしようと思っています。医療関係で役立ちたいとも考えています。
これからがはじまりです。そんな気持です。
そんな時間の話でした。
最後までおつきあいいただき、ありがとうございます❗
参考:出版のお知らせ!
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