卵巣がん急増の謎〜ワクチンの影響は?〜
こんにちは、医師&医療経済ジャーナリストの森田です。
今回は、卵巣がん急増の謎〜ワクチンの影響は?〜というタイトルでお届けしたいと思います。
日本人の総死亡数は急増している
いま、SNSを中心に日本の総死亡数が2021年から急増していることが話題になっています。
グラフにするとこんな感じ。
武見厚生労働大臣はこの死亡急増について「高齢化の進展が原因」「これ以上詳細に解明する必要はない」と説明していますが…。
これは明らかな間違いです。
というのも、死亡数が急増しているだけでなく2021年から明らかに平均寿命が低下しているのです。
単に高齢者の人数が増えた(特に健康問題が発生したわけではなく)、その結果死亡者数も増えた、と言うことならこれまで通り平均寿命は上昇、もしくは横ばいになるはずですが…。
これまでと一変して平均寿命が低下したのですから、何らかの健康被害が発生している可能性を考慮すべきです。
コロナは主因ではない
健康被害というのなら、「コロナ感染」が最も疑われるところでしょう。
たしかにこの時期はコロナ感染による死亡が増加しました。しかし、このグラフを見ると、21年から発生した死亡増加分のうちコロナ感染での死亡数よりも、コロナ死以外の死亡者数の方が圧倒的に多い、ということが分かります。
仮に日本でコロナ感染死亡がゼロだったとしても、死亡数は顕著に増えているわけです(グラフの黄色の点・文字)。
では一体、何が死亡数を押し上げているのでしょうか?
がん全体の死亡数は横ばい
日本人の死因の中で最も多いのは「がん」です。
では、がん死は増えているのでしょうか?
実は、がんの死亡数は横ばいです(過去のトレンド通り)。
胃がんや肺がん、大腸がんなどのメジャーながんの死亡数も、ほぼ例年通りです。
一方、特定のがん、特に卵巣癌、白血病、そして腎不全による死亡が2021年から共通して急増しています。
これらの増加は、日本人の死亡数が増加した21年と同じタイミングで起こっています。
他のがんは通常通りなのに、一部のがんや腎不全だけ特異的に、同じような時期に増加しているのです。普通に考えれば、ここには何らかの共通の要因が関与していると考えるのが自然でしょう。
では、その要因とは何でしょうか?
ワクチンの影響は?
ここで注目したいのが、コロナワクチンの影響です。
実は、コロナのmRNAワクチンを製造販売しているファイザー社の資料にそのヒントが提示されています。
資料によると、コロナワクチンに含まれるLNP(脂質ナノ粒子)は、接種後、「卵巣」、「骨髄(血液を作る場所で白血病に関連)」、「腎臓」に他の臓器より特別多く集積することが確認されています。
特に卵巣と骨髄については、投与後48時間でまだまだ上昇傾向、しかしそれ以降のデータは取られていません。なのでその後どれほどまで蓄積するのか全く不明です…。
つまり、
・ワクチン成分が特定の臓器に集積することは当初からわかっていた。
そしてなんと
・ワクチン投与が始まってからその臓器のがんや機能不全が急増した。
ということなのです。
こうなると、コロナワクチンと各臓器のがんや障害に何らかの因果関係があるのではないかという疑念が生じるのは避けられないでしょう。
にもかかわらず、日本医師会や産婦人科学会は依然としてワクチン接種を推奨しています。
さらに、2023年秋から導入予定の「レプリコンワクチン」は自己増殖型mRNAワクチンです。これまでのワクチンとは異なり、体内でワクチン成分が増殖する仕組みを持っています。従来のコロナワクチンよりもリスクが高いかもしれないのです。
医学界は本当に国民の健康を第一に考えているのでしょうか?
その姿勢が問われる時期に来ていると言っていいのではないでしょうか。
歴史は繰り返す?
過去を振り返れば、薬害エイズ、スモン病、サリドマイド事件など、政府や専門家が誤った判断を下した事例は少なくありません。これらの薬害事件は、当初から問題が指摘されていたにもかかわらず、政府や製薬企業の圧力によって、対応が遅れ、多くの被害者を生み出したという共通点があります。
つまり、歴史から学ぶべきは
「専門家や政府の判断が常に正しいとは限らない」
という事実なのです。
彼らも時に間違いを犯し、その結果、取り返しのつかない被害が生じることがあるのです。
では、私たちに何ができるのでしょうか?
答えは明確です。統計を見て、自分の頭で考えることです。統計は嘘をつきません。データは、時として専門家の意見よりも雄弁に真実を語ることがあります。
「専門家が言っているから」
「政府が承認しているから」
という理由だけで、盲目的に従うのではなく、自分自身で判断する力を養うことが本当に重要なのです。
もちろん、これは簡単なことではありません。医学や統計学の専門知識がない一般の方々にとっては、難しく感じるかもしれません。しかし、だからこそ私たちは、一方の情報に偏りすぎることなく対話を重ね、様々な視点から問題を検討する必要があるのです。
僕たちはどう生きるか?
たしかに、卵巣癌の急増や白血病、腎不全の増加がワクチン接種とどの程度関連しているかについては、さらなる研究と調査が不可欠です。また、相関関係が必ずしも因果関係を意味するわけでもありません。
しかし、このような一致を単なる偶然として片付けてしまっていいのでしょうか?
これらの事実を無視してワクチン接種を推奨し続けてよいのでしょうか?
歴史が示す通り、専門家や政府は時に間違いを犯すことがあります。
それでも、私たちには統計データという確かなツールがあります。
このツールを活用し、冷静に状況を分析することで、より良い未来を築いていくことができるのではないでしょうか。
私たちには、未来の世代に対する責任があります。
今、私たちが下す判断や選択が、子どもたちや孫たちの健康と幸福に大きな影響を与えるかもしれません。
だからこそ、今ここで立ち止まり、真剣に考え、国民全員でしっかり議論する必要があるのではないでしょうか。
以上、「なぜ卵巣癌が急増しているのか?〜ワクチンの影響は?〜」でした。
注:この記事は投げ銭形式です。
医療は誰にでも公平に提供されるべき「社会的共通資本」
という信念なので医療情報は基本的に無償で提供します。
でも投げ銭は大歓迎!\(^o^)/
いつも一人で寂しく(しかもボランティアで)
原稿を書いているので、
皆様の投げ銭から大いなる勇気を頂いております!
ありがとうございますm(_ _)m
■僕の本
■内容(はじめにより抜粋)■
2019年に始まった新型コロナウイルス騒動。
医療業界をはじめ行政やメディアに先導されたこの騒動は、残念ながら「経済を壊し」「人々の絆を断ち切り」「自殺数を増加」させてしまった。
私は経済学部出身の医師という立場から、このような過剰な感染対策によるデメリットを憂いていた。そしてそれを問題視する発信を続けてきた。だが、この「過剰にコロナを恐れてしまう風潮」は2022年になっても依然として継続している。
2022年1月の全国高校サッカー選手権の準決勝では、選手2人に新型コロナ陽性反応が出たとのことで関東第一高校が出場を辞退した。
まるで「コロナに感染したら社会の迷惑・厄介者」と言わんばかりの対応だ。感染してしまった当該生徒の気持ちを察するに余りある。
コロナ騒動が始まってもう2年も経っているのに…
社会の過剰反応は当初と何も変わっていないように感じる。
今後もこのような風潮が続くのであれば、それこそ「新しい生活様式」となって社会に定着し文化になってしまうのだろう。
私はそんな「家畜」のような生活を、感染を恐れて人との絆や接触を断ち切るような社会を、絶対に子どもたちに残したくない。
そんなやりきれない思いが日々高まってゆき、我慢できなくなったのが、本書を書こうと思ったきっかけだ。
■タイトル・内容の過激さから数々の出版社から書籍化を断られクラウドファンディングによる自費出版となった本書。
一夜にして目標額を達成し、その注目度は医療にとどまらず人文・社会科学にも広がっている。
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夕張に育ててもらった医師・医療経済ジャーナリスト。元夕張市立診療所院長として財政破綻・病院閉鎖の前後の夕張を研究。医局所属経験無し。医療は貧富の差なく誰にでも公平に提供されるべき「社会的共通資本」である!が信念なので基本的に情報は無償提供します。(サポートは大歓迎!^^)