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1校舎分の支援をさせていただきました

先日、「三宅財団」として、スリランカの学校一校舎分の寄付をさせていただきました。maaaruという団体を通じた、1校ずつの支援です。maaaruは、「放置された校舎を利用する」など、現状の支援の問題点を解決しつつ、世界中に教育のネットワークを構築している団体です。それなりの額にはなりますが、一定額の寄付金で、maaaru1校舎への支援者として名前が刻まれます。支援は現在200校を超え、今も世界中でその輪を広げています。代表者の村主さんと知り合う機会があり、さっそく僕も支援をさせていただきました。

国もいくつかの国から選べます。僕は、行ったこともあり、大好きなスリランカを選ばさせていただきました。

なお、maaaruの村主さんにも、僕が顧問を務めさせていただいている、日本雲南聯誼(れんぎ)協会という、中国の少数民族支援団体を紹介したところ、さっそくmaaaruから日本雲南聯誼協会への支援表明をいただきました。

ちなみに「三宅財団」とは、「我が家の家計簿や銀行口座」の名前です。笑 結婚以来使っている名称。正確には、ビル・ゲイツ(元)夫妻の「ゲイツ&メリンダ財団」をパクって夫婦の名前の財団にしています。っていうか、何の登記もしていませんが。w

この「三宅財団」の長年の夢が、途上国での学校設立支援でした。僕の個人的なビジョンのひとつとして「世界の識字率を上げる」とうものがあり、会社や個人としては、今までずっと「国境なき医師団」「Room to read」「赤十字社」などへ寄付活動してきました。ただ、三宅財団としては大きな動きはできていなかったので、今回、1校舎分の支援ができたことは、僕たち夫婦にとっても、嬉しいことです。ちなみに、娘にも「1ドルでも10ドルでも出す?」声をかけたところ、「50ドル出したい」というので、協力してもらいました。

無事に支援が形になった時は、ぜひスリランカの学校に行って子供たちの笑顔を見てみたいです。

この活動は、支援ではあるのですが、僕たちにとっても大きな喜びであり、「お金のきれいな流れを作る」という行為にもつながる、ありがたい機会です。僕は、「稼いだお金は綺麗な流れを作るべき」だと思っています。自分のために溜め込んでいても、よどんでしまう。なので、美しいダムのように、ある程度は溜めつつも、浄化しながら流していくべきだと思っています。だから、こうやって浄化の機会がいただけるのはありがたいことです。

また、これは「有形資産の無形化」でもあるわけです。僕たちのお金が、「子供の笑顔や能力」という無形資産につながる。もちろん僕にとっても、この活動を通じた人脈や、もしかすると多少の信頼にもつながる。僕のビジネスにお金を支払ってくださったご受講生のみなさんにも報告ができ、多少の恩返しもできる。それは、お金という有形資産よりも、ずっと大きな無形資産になるかもしれないし、またその無形資産が、将来、有形資産を生み出すこともあるでしょう。教育を受けた地域のGDPが上がったり。

だから、人のためは、自分のためだし、社会のためだし、とにかく循環を起こしていくことが大切だと思っています。素晴らしい機会がいただけたことに感謝しています。

なお、写真は、コロンビア大学教育大学院の在学中に、ケニアから南アフリカへ、アメリカ人の親友と1ケ月間のフィールドワークに行った時のものです。

女子学生たちの笑顔が忘れられません。教育っていいよね。

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三宅裕之|教育会社、国内外5社経営
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