『 喪失感と向き合う』
#グリーフケア て聞いたことありますでしょうか？
grief（グリーフ）とは、英語で悲しみ、嘆き、苦悩のことを指します。
人の死に際しての悲しみに使われる言葉
#グリーフケア 、遺族のためのケア活動｡
死別の悲しみを抱える遺族をサポートすることを指します｡
身近な人や自分にとって大切な人、
あるいは最愛のペットを亡くした経験を、
誰しも一度は持っているのではないだろうか。
そんな「 #喪失体験 」にどう向き合うか？
大切な人を亡くした後、不調は心だけでなく肉体にも表れます。
人が亡くなれば悲しいのは当たり前の感情ですが、それが深すぎて社会生活にまで影響を及ぼしている場合はケアが必要です。
#グリーフ の症状
まずは､ 「本当にあの人が死んだのか」
現実を疑う初期の状態
次に「怒り」「後悔」
医師などの第三者へ怒り、
何もなしえなかった自分自身への後悔
次に「取引」、
「私を身代わりにしてください」などと
運命に交渉をするような精神状態の段階
そして「 #抑うつ 」、
故人が戻らないと気持ちが､
日常生活の、食べる、眠る、笑うといったことなどに価値が見出しにくくなる｡
そして「受容」、
悲しみの暗闇の中で、ふと灯りに気づき、
故人の死を受け入れ、新しい人生を歩もうとする｡
#自分でできるケア （グリーフケア）
1 #吐き出せる
兄弟、親友、親戚など近い存在に､関係者､専門家など､感情を吐き出す「対象」を見つけます。
より親身になって聞いてくれ、わかりあえるからこそ自分も気持ちを出し切りやすくなります。
もちろん難しい場合になどには､「紙やメモに書き出す」ということも感情を吐き出すためのツールとしては有効です。
#感情のままに 素直に吐き出す ‼️
・後悔していること
・今の気持ち
・印象的な思い出
・言われて嬉しかった言葉
・思い出のやり取り など
2 #セレモニーに参加
葬儀は､故人を送り出す儀式であると同時に、遺族の心を癒す効能を持ちます。
昨今では家族葬も広まっていますが、グリーフケアの観点からは大勢の弔問客を迎える葬儀が効果的｡
多くの人から故人の思い出話を聞けた、そういった体験が遺族の悲しみをやわらげ、また故人のための大きな儀式を最期に「やりきった」と味わわせてくれるため、遺族の心にとって一つの区切りとなります。
3 #遺品整理 をする
遺品に触れると思い出して辛く、なかなか整理できない場合も、片付けることよりも、自分の感情を素直に出すことを優先してください。
ゆっくりゆっくり整理していけばいいのです。
4 #周囲に甘える
周囲の人からの支えに甘えることは情けないことではありません。
素直に甘えて、もしもこの先その人が同じように悩んでいたら、サポートしてお返しするなど、支え合っていくことが大切なのです。
5 #専門家に相談
大切な人の別れ､誰でも通る道であり、塞ぎ込んだ気分が一生涯続くわけではありませんが､
水も食べ物も受け付けず脱水や栄養失調で倒れたり、震えや動悸などのパニック障害が頻繁に起こったりといった激しい状態になってしまったときには、早めに心の専門家へ相談するのがおすすめです。
#グリーフケア 必要な人に対しては
元気を出したくても出せない状態で苦しんでいる人には､ 「 #頑張って 」「 #元気を出して 」といった言葉より､
「 #泣いていい 」「 #悲しくて当たりまえ 」と、悲しむことを許す言葉をかけてあげましょう。
「悲しみを共有して聞いてもらえる人がいる」と感じてもらうことが大切です。
グリーフケアですが、
立ち直るために､そこに至るまでの過程と期間には個人差があり、深く落ち込んでいても一か月で改善する人もいれば、三周忌まで引きずる人もいます｡
自身の悲しみを軽視せず、きちんと向き合い乗り越えるためにも良い葬儀を行い、それでも感じる辛さにはきちんと寄り添ってケアをしていきましょう｡
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