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ドリアン、ドリアン!

好き嫌いの分かれる、果物の王様と呼ばれるドリアンですが、僕は大好きです。ドリアン関係の食べ物はなんでも試したい。これまで、日本・台湾・タイ・香港などで色々なドリアンの食べ物を試してきました。当たり外れがありますが、ここで一通り紹介してみます。

【ドリアンエッグロール】

鳳梨酥で有名な"サニーヒルズ"の商品です。

1つづつスティック状にパッケージされているものを開けるとドリアンの香りがしてきます。これはエッグロール(蛋捲)の皮の中にドリアンを仕込んでいるようです。中にクリームのようなものはありません。香りが微かに漂ってくるくらいで、食べてドリアンの感じがするほどの濃厚さはありませんでした。

ドリアンエッグロール

【ドリアンアイスケーキ】

同じ"サニーヒルズ"に、"貓山王榴蓮冰心蛋糕"という大層な名前のアイスケーキがあります。マレーシア最高級ドリアン"貓山王"を使ったアイスケーキです。
これはドリアンアイスを中に入れて、外側を"香蘭葉"で作ったスポンジケーキで包んだ、新しいロールケーキです。エッグロールと比べるとドリアンの匂いはかなり強烈にします。
ただし残念なことに、アイスになっているので、日本に持っていくのは無理です。台湾で食べるしかありません。

中の部分が複数の色に分かれていますが、全体像がよく分かりません。中央のボリュームゾーンはドリアンアイスです。その外側はドリアンクリームのようで、少し滑らかになってきます。ドリアンアイスの味と香りをどのように閉じ込めるかを試行錯誤した結果と思われます。
ドリアンをそのまま冷凍庫に入れても美味しいドリアンアイスをいただくことができますが、それを新しい商品として工夫した結果が、このアイスケーキなのでしょうね。色々な食感と風味を同時に楽しめる、前代未聞のドリアンアイスケーキです。

ドリアンアイスケーキのパッケージ
この大きさでも結構食べでがあります

https://www.google.co.jp/amp/s/www.elle.com/tw/life/foodie/gmp27503660/forbidden-ice-cream-cake/

【ドリアンプリン】

香港の飲茶レストランでデザートに出てきたもので、シンガポールのシェフのレシピだそうです。これは絶品です。ドリアンの強烈な匂いは消えて、上品な香りに化けています。口の中に入れると、芳醇な味が広がり、幸せな気分になれるプリンです。

ドリアンプリン

【ドリアンチーズケーキ】

これは家内のオリジナルレシピ。ペーストにしたドリアンをチーズケーキの中に入れるだけらしいのですが、ドリアンとチーズの相性が非常に良い。濃厚な味が重なるのだけれど、嫌味はない。素直に美味しいと言えるケーキに仕上がっていました。

ドリアンチーズケーキ

プリンにしろチーズケーキにしろ、ドリアンと乳製品の相性は良いようですね。ドリアンミルクという飲み物もあるようです。

【ドリアン雪花冰】

西門町の氷屋さんで発見したもの。雪花冰の氷の中にドリアンが溶け込んでいるので、ドリアン味の氷を楽しめます。しかしドリアンのクリーミーな舌触りと雪花氷の食感はまるで別物ですね。そこに少し違和感が残ります。

ドリアン雪花冰(かき氷)

【フリーズドライドリアン】

タイで買ったお土産です。フリーズドライになっているので、匂いが抑えられ、長期保存が効く様になっています。食べてみるとドリアンの香りは口の中に広がりますが、フリーズドライなのでクリーミーさは全くなくなり、麩菓子を食べる様な感じになります。

フリーズドライドリアンのパッケージ
フリーズドライドリアン

【ドライドリアン】

これは普通にドライフルーツにしたドリアンです。フリーズドライのものと比べると、柔らかな食感が残っていてドリアンらしさがあります。香りはそのまま強烈なやつが残ってますね。

ドライドリアンのパッケージ
ドライドリアン

【ドリアンキャラメル】

初めてシンガポールに行った時に食べた、ドリアンとの第一次接近遭遇です。この段階で好き嫌いが分かれるみたいですね。僕はこの時からドリアンにはまりました。

ドリアンキャラメル

【ドリアンジュース】

タイで買ったドリアンジュースです。濃厚な匂いはなくなって、とてもあっさりしたジュースになっていて、飲みやすかったです。しかしその分香りもあまりなく、あまり特徴のない飲み物でしたね。

ドリアンジュース

【ドリアンピザ】

台湾のピザ屋さんで見つけたドリアンメニューです。名前は"蘇丹王榴蓮忘返披薩"(D24 Sultan King Durian Pizza)。思わず叫んで、すぐさま注文しました。ドリアンを加えたピザがどんなことになるのか、想像もできません。興味津々でした。

出てきたのは、非常にシンプルな見た目はマルガリータのようなピザでした。上にはなんの具も加わっておらず、チーズのみのマルガリータのようです。これが、食べてみたら不思議な味になっていました。
熱を加えると、ドリアンは甘みを増すようです。あまりの甘さに店員さんに確かめてみたのですが、これはドリアンのみの味で、砂糖は使っていませんとのこと。まるでデザートのような感じの、甘いピザになっていました。
ただし、そのために食事として食べると、少し単調で、飽きてしまうようにも感じます。デザートとして1切れ2切れ食べるのが、ちょうど良いように思いました。

この時のドリアン特集メニュー。ドリアンピザ、ドリアンアイス、ドリアンミルクがありました。
見た目はマルガリータの様です

【友人にもらったドリアンのお土産】

どこに行ってもドリアンが好きだと言っていたら、友人からたくさんのドリアンのお土産をもらいました。

ドリアンビスケット
ドリアンチョコレート
ドリアンコーヒー

これらはマレーシアとブルネイからのお土産です。

ドリアン関連のお土産、多数

【ドリアンケーキ】

屏東の親戚からもらったベトナム産のドリアンケーキです。中華料理に出てくる伝統的なお菓子に、ドリアン風味の餡が入っているものですね。ドリアンの香りはとても薄くて、違和感なく食べられる様になっていましたが、僕にとっては少し物足りなかったです。

ベトナム産のドリアンケーキ

日本ではあまりポピュラーではないドリアンですが、台湾や東南アジアではこんな風ににたくさんの関連メニューや商品が開発されています。

どなたか日本でも試してみませんか?

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