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【台湾のジャズライブ】Roy Patterson Trio
2024年10月、Jazz Spot Swingで珍しいトリオの演奏がありました。ギターのRoy Pattersonをリーダーとして、サポートに曾增譯がオルガンを、坂本健志がドラムを演奏するというものです。
このギタリスト、Roy Pattersonの名前は初めて聞きましたが、この様な組み合わせであれば、とても面白い演奏になるだろうと、Swingに足を運びました。
Roy Patterson
このトリオのリーダーは、カナダのギタリストRoy Pattersonと言います。MCで触れていたのは、彼は数年前の台中ジャズフェスティバルに招聘されていて、その際に增增譯と共演したのだとのこと。それが縁で、2024年の秋にも台湾にやってきて、いくつかのライブを開いた。そのうちの1回が、このSwingでの演奏なのだそうです。
彼のギターは、派手なところはありませんが、円熟した職人のような演奏でした。台湾の若いミュージシャンとのコラボレーションをとても楽しんでいるのでしょうね。カナダからわざわざ台北での演奏を楽しみにやってきて、この時は3か所のライブハウスで演奏をしていました。
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Roy PattersonのFBホームページ
曾增譯
このライブに注目したのは、曾增譯がオルガンを演奏すると知ったからでした。曾增譯がハモンドオルガンを演奏するのは、台湾ではこのJazz Spot Swingしかありません。他の場所ではシンセサイザーでの演奏はありますが、二段鍵盤のこのハモンドを置いてあるライブハウスはここだけだからです。
彼の左手ベースラインを自由自在に使うオルガン演奏を、初めてこのSwingで見て以来、彼のオルガン演奏の大ファンです。この動画で、素晴らしいオルガンの演奏を聴いてみてください。
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曾增譯のFBホームページ
坂本健志
坂本健志は、台湾、日本、中国を股にかけて演奏活動を続けています。今は活動の拠点を台北に置き、台湾のジャズミュージシャンとのコラボレーションを中心にしています。その中でも、この曾增譯との演奏は、とても刺激的で楽しいものだと言っていました。
飄々とした表情で、とても複雑なリズムパターンを繰り出します。とても格好良いドラム演奏をしますね。
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坂本健志のFBホームページ
Jazz Spot Swing
中山北路二段にある、日本人マスター桑原さんの経営するライブハウスです。普段はジャムセッションを、月に数回のジャズライブを行っています。
ジャムセッションは、今までは桑原マスターのオルガンでやっていましたが、去年暮れから、毎週水曜日に、台湾のジャズピアニスト林語桐がホストミュージシャンを務めるものも始めています。台湾の若いジャズミュージシャンがたくさん集まっています。
それ以外に、ここではジャズミュージシャンのライブの終わった後に、10時過ぎから11時ごろまで、彼らとジャムセッションをやることが恒例になっていますね。このRoy Patterson Trioの回も、彼らのライブが終わった後、このトリオと一緒に演奏するという光栄に預かりました。あまりのレベルの高い演奏に撃沈しました。
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