女子って難しいなと感じたBちゃんとCちゃん
中学時代のこと。
それはそれはド田舎で育った私。
同級生は100人に満たない中学だった。
入学してすぐ、同じクラスで前後の席になったBちゃんと仲良くなった。
Bちゃんは小柄で優しい雰囲気の子だった。
数ヶ月が過ぎ、みんなグループで行動するようになっていた。
私はBちゃんと同じグループにいた。
もう1人、Cちゃんを加えた3人のグループ。
Cちゃんのことは、正直、苦手だった。
私を置いて、Bちゃんとどこかに行ってしまうことが度々あったからだ。
「○○(私)は着いてこないで」とよく言われた。
Bちゃんにはいつも謝られたけれど、結局BちゃんはCちゃんといつも一緒にいるから、謝られるのも居心地が悪かった。
自分の部屋ができて漫画を読んで夜更かしすることも増えたから、休み時間に机に伏して寝るのも有意義だった。一人でいるのも苦じゃなかったし、他の子とも話せるからそれもいいかなと感じていた。
そんな日々を過ごしていく中で、同じ部活に仲のいい友達ができた。Dちゃんだ。Dちゃんも同じクラスだった。
部活終わりに、中学から近いDちゃんの家に行ってダラダラ過ごすのが楽しかった。
段々私は、Dちゃん達のグループにいるようになった。
当時、交換日記が流行っていた(時代感じるけど)。
私もBちゃんとCちゃんとしていた。
2人から離れているようになってからも、それは続いていた。
ある日、Cちゃんのページに、私に向けてメッセージが書かれた。
「うちらといるのと、Dちゃんといるのどっちが楽しいの?」
という内容だった。
見た瞬間、唖然とした。
私は「どっちも楽しいよ」と返事をした。
その後、BちゃんとCちゃんに呼び出された。
「結局、うちらのこと嫌いなんでしょ?」とCちゃんは言った。
そんなことないよ、と返したけれど、上手く笑えなかった。
なんでそんなことを聞くのか。
そんなことを聞くなら、なぜ度々仲間外れにするのか。
そんなことを考えたけれど、答えも出ず、それを聞くことも出来なかった。
それから、私とBちゃんとCちゃんの交換日記は終わった。回ってこなくなった。
そして、必要な時以外、2人と話すことはなくなっていった。
今でも、どうすれば良かったのかと考えることがある。
必要な人はずっと近くに残ることを大人になって学んだ。
だから、必要な経験だっただけで、必要な人ではなかったのかなと考えるようにしている。
きっとBちゃんは、声の大きい人に逆らえないタイプの人なんだと思う。もしくは、事なかれ主義なのかもしれない。
Cちゃんは、自分が常に優位にいないと不安になるタイプなのかな。私とBちゃんが仲良くなって、自分が弾かれるのが心配だったのかもしれない。
子供の頃のことでも、中学時代は結構いろいろあって、記憶から消えないことがたくさんある。
あの時の私に言葉をかけるなら、「無理せず、いたい人といていいよ」かな。
でも、あの頃だってちゃんと選べていたと思う。
人間関係に悩む人、同じような経験がある人に届いたらいいな。