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私はスーパー自己中

こんにちわ
アラフィフインベーダーひろよんです

私が一人じゃ気づけなかったことといえば、それは
「自分はとことん自己中な人間」
ということです。

何回も
何人にも言われたし、自分でも自覚はありました。

でも、はっきり腹の底からわかった感覚はしてなかったです。
45歳まで。

そう
45歳まで
「自分のことしか考えない」というのがどういうことか、私は全くわかってなかったんです。
恥ずかしながら‥‥。

すごいことです。これは。
とてもおそろしい‥‥
と、同時に、
そんな私なのにあまりひどく嫌われたり、生きにくいなあという自覚もないまま、アラフォーまで生きてこられて、これはある意味ラッキーだったんじゃないか?って思ったりします。


それでも自分なりには強すぎる自我と、時にはうまく生きることができなくて、いろんな問題が山積みになって、辛かったりしました。
自分に向き合ってるようで、肝心なところは逃げてきたので、基本的に自己中な私に変わりはない。
何も積み重ならない。

自分的には自己中な人間て、一番嫌いなタイプだ!!って嫌ってました。
「自分はああはなりたくない!ならない!」
って、思ってました。

だから、自分を厳しく見張って、自己中にならないように、人に優しく、思いやりのある人でいたい、人に気遣いのできるステキな人間でありたい。
がんばったら
自分を変えることができたら、私はステキな人になって、今よりたくさんの人に愛される、
単純に感覚的にそんな捉え方してました。

でも、うまくいかないんですよねー。

人から嫌われたりしないけど、すごい好かれるわけでもない。
存在感も決して弱くないはずなのに、なんか目立ちきらない‥‥。
目に見える成果は上がらないし、うまくいっでもどこか満たされない。
なんだろう?
そして気がつけば、自分が嫌な私が顔をだす。
無意識にそうなってる。

うーん‥‥

45歳のターニングポイント近い頃には自分でも、このままじゃいけない、もっと自分に向き合わなきゃ!嫌なとこも向き合ってかなきゃ!って思って、実践してました。
実践てのもおかしな話だけど。
だから余計に、なんで?
なんで思ったようにならないの?
って悶々としてたんです。

で、その時ふと
「私ってそもそも、ナニ?どういう人?」
って思ったんです。

私はもともと占いが好きで、特に数秘と四柱推命は、自分を知るためのツールとして、とても興味を持ってました。

機会があるなら、自分の命式を詳しく聞いてみたい、自分知りたいって思ってた。

そしたら、その頃とても流行ってた四柱推命鑑定士さんがいらっしゃったんですが、その方がお話し会をする、というので「これは絶対参加しなきゃ!!」と思って参加したんです。

私含めて4人ほどゲストがいらっしゃったので、それぞれの命式見ながら、一つずつ説明してもらいました。

その時いろんな衝撃を受けて、ガーン!!てなったり、嬉しくなったり、いろいろ感じたんですけど、話も中盤、一人のゲストの方が何かお話しされたんです。

もう、数年前のことで、ナニを話したかは忘れてしまったんですけど、その話を聞いて
「え!私はそんなふうに考えたりしないなあ!そんな考え私の中には全くなかったわ!」
と思ったことはよく覚えてる。
で、それを口にしたんですよね。
「そんなふうな考え、私の中には全くなかったなー」
って。

その時まで、本当にそう思ってたんです。
私と違う考えの人がいるなんて、思ってもみなかったから。
私の考えが当たり前で、世間の常識で、だから、それと違う考えなんてあるわけない!って当たり前に思ってた。

そしたら、その鑑定士さんが言ったんです。
「自分と違う考え方もあるんだよね。そういうことちゃんとわかってたほうがいいよ。自分の考えだけがすべてみたいに考えるのは危険だよ。」
というようなことだったかな。

それが私にはとても大きな気づきだったんです

「ああ、そうか」
って。

それまでの私はとにかく自分の思い、考えがすべてで。
なんなら、他の考え方なんてあるわけがない。
だって、私の考えが正しい!
だから、みんなも同じように考えるもの。
違う考えなんてあるわけない
って、本気で思ってました。

恐ろしいですよね
本当に
だから、ゴリ押ししたり、押し付けたり、とにかく「自分は正しい!」って、ものすごく圧かけてました。
いや、圧になってることすら気が付かない。眼中になかったというか、考えの中に存在しなかったから、圧になってることにも気づかなかった感じです。

これは本当に自分でどんだけひどい人間だったか、誰よりも大人な顔して実は単なる子どもだったとわかって、本当に情けなかったです。
自分にがっかりしました。
一端のつもりで、全く成長してなかった‥‥。
恥ずかしい。
今まで何してたんだろう‥‥って。
ガラガラと自分が崩れる気がしました。


ですが、この辺りからどうやら、人は私と違う意見も持ってる。
意見はただの一つの意見であって、合ってる、間違ってるもない。
みんな私と同じように自分というものを大事に思っているんだ。
私だけが大事なんじゃない。みんなそれぞれ自分を大事に思ってる。
というようなことを理解して認められるようになっていったと思います。

その時から4年たった今

私はどうなったかというと、自分のことばっかりな自分は変わりません。
どんなに嫌っても、「私が、私が〜」てなる私は、それこそが私の基本的性質なので、変わりようがないんですね。

そして、それは悪いことでもなんでもない。
ただの私の「素質」です。
それをいいものにするか、悪いものにするかー
自分次第なんです

ただ、自分が自分が〜てなりやすいから、それが強くなりすぎると、問題になって、人に迷惑になる。
そういうことなんです


いっとき
「私の強みってなんだろう?」
て悩んだことがあります。

自己中な私でしかないけど、そんな私が人にアピールできる私ってなんだろう?って‥‥

で、結局答えは
「私のことばっかり考えてる自己中な私」
でした。


人は自分が持ってる才能ほど否定するものだと聞きましたが、まさしくそうですね。

だってわがままな私なんて、何がいいんだろうって思うもんね。
もっと人に優しいとか、愛され女子とか、そんなのが魅力ならよかったって思うよね。

でも、本当に今は
「この私でいいな」
と思います。

これは絶対私一人では気が付かなかったと思います。
だって、私の中には「私の視点」しかないから。
他の人より自分一人では自分に気がつかない性質なんだから。

私は自分を知るために、他人が絶対必要なんです。
自分のことしか頭になく、独りよがりになって、孤独に突き進むかも知れなかった私に、大事なことを気づかせてくれたあの時の鑑定士さんにはとても感謝しています。

そして、私と同じ素質を持つ人が、願わくば、私と同じようなしくじりを犯さないで人生生きていってほしいなと思い、ここに書いてみました

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