男性アダルトチルドレンはメタルブラックに学べ・理由3つ
私は先日、情報発信者としてYoutubeデビューしました。その動画はこの記事の最後に掲載しています。
以前からtiktokでも発信やライブしてましたが、ライブ配信用途としては使えずあくまで集客目的とみています。
実はYoutube動画のモチーフに取り入れているのが「メタルブラック」というビデオゲームです。今回と次回のnoteは、機能欠損家庭・アダルトチルドレン・発達障害など逆境からの自立においてゲーム作品から得たもの学んだことについてご紹介していきます。
なぜこの作品をモチーフにしたかというと、チャンネルコンセプトの自立成幸と「Born To Be Free」をかけている他にも、この作品がアダルトチルドレンの世界観を短時間で知ることができるからです。
毒親・アダルトチルドレン・親子の確執を扱った作品は他にも「新世紀エヴァンゲリオン」「カノン」などがありますが、全容把握にそれなりの時間がかかったり、女性向けだったりします。
一方メタルブラックの場合は(前提知識があれば)約30分で疑似体験することができます。
私は48歳になって自己とつながり自律にお金を使うようになり、さらに2023年のある出来事があって以来「あれは毒親サバイバーやアダルトチルドレンの世界観を描写した作品だった」ことに気づきました。
メタルブラックで描かれているアダルトチルドレンの主な特徴は主に3つあります(が、公式でも語られておらず、ストーリー制作者が無意識に投影している可能性があります)
この記事では、メンタルセラピスト・アドバイザーの観点からそのことについて解説いたします。
1、四面楚歌の境遇を表現している
ステージ2では敵側の攻撃だけでなく味方側(地球軍)の攻撃にも囲まれ苦戦する場面があります。
これはアダルトチルドレンが本来味方であるはずの両親や家庭を頼れず、
かといって世間の人々からは「甘えてる」「周囲に合わせる努力が足りない」と非難され結局だれも信用できない心境になる傾向があるのではないでしょうか。
この心境を理解できる心理専門家に出会えれば話は別なのですが、日本では子供の人権保護意識が先進諸国の中では低いこともあり対応が遅れている面があります。
2、外側に答えがなく、内側の親子関係に答えの本質があることを表現している
敵軍の本拠地に近づいているはずのステージ5のBGMタイトルが「FAKE」となっていて、偽情報で行動していたことが公式ストーリーで語られています。
そしてステージ6では地球方面に戻って巨大な親玉と対決しつつ、その背景に人間の争いの歴史が走馬灯のように描かれるシーンがあります。
またゲームの主人公はブラックフライ(黒いハエ)と呼ばれ、ショウジョウバエは遺伝子研究で使われる昆虫でもあります。
これはアダルトチルドレンに多い毒親との対立関係や、内面にある幼少期の経験や未完了の感情を解決しない限りサバイバル状態から抜け出せずに人間関係や社会適応がうまくできないこと(交流分析では「被害者のゲーム」と呼びます)と関係しているのではないでしょうか。
3、2つのエンディングで世界観の解決と未解決の両方が表現されており、アダルトチルドレンが何を目指せばいいかを読み取ることができる
親玉を倒した場合は、一見地球が破壊されたように見えるが穏やかなBGMとともに自意識を取り戻すまるで夢オチのような結末になります。これは世界観を解決できたパターンと解釈しています。
親玉を倒せなかった場合は、主人公は命を失いそれに触発された地球軍のメンバーが一斉蜂起し、敵の偽本拠地に向けて旅立っていく結末になります。これは世界観が未解決のまま続いていくパターンと解釈しています。
この心の未解決状態のような出来事が、昨年実際にありました。
「92%のエホバの証人宗教二世が虐待を受けており、弁護士と裁判に向けて動いている」2023年10月にこのニュースが報道されました。
このニュースを知ったとき「あのエンディングと同じように、訴訟側は教団がインプットした世界観の中でもがき苦しんでいる」そう私には見えたからです。
私は2023年3月から引き寄せの法則・オキシトシン摂取・ウェルビーイングを経験したことにより、穏やかな世界観にシフトしてきました。とはいってもカエルから人間に進化して1年にも満たないような状況なので、まだまだ学ぶことは多いです。
そんなメタルブラックの要素を理解したうえでこの動画をみると、味わいが一層増します。
初回は機能欠損家庭をテーマにしましたが、今後も自閉症や感覚過敏などのテーマを解説していきますのでピンときた方はぜひチャンネル登録してくださいね。
明日は別の作品をモチーフに、企画発表も行います。