わたしが思う、三島移住が向いてる人 10の特徴
2022年、神奈川から静岡県三島市に移住しました。1年と半年ほどが経って、ふと「しばらくnote書いてないな」と思い、パソコンの前に座っています。
移住してみて思うことは「三島を選んで本当によかった」ということです。
なぜ私がそう思うのか、をもとに相性チェックリストをつくってみたので、「例えばこんな人が三島移住に向いているのか!」と、少しでも地方移住や三島市への移住に興味のある方の参考になれば幸いです。
三島移住が向いてる人10の特徴
以下の特徴に、当てはまれば当てはまるほど三島マッチ度が高いです。というか10項目は完全に「私」なので「私とのマッチ度も高い」です!(だれ得?)
それではチェックしていきましょう!
【☑︎特徴1】こどもを自然のなかでのびのび育てたい人
夫婦ともに地方で生まれ育ったので、高層ビルの立ち並ぶ、にぎやかすぎる環境で子育てをするイメージはわかないよねと、よく話してました。
三島は駅周辺に緑茂るスポットが点在しています。三嶋大社や楽寿園、街中を流れる源兵衛川、遠くに広がる箱根の山々など日常の中で自然を身近に感じることができるだけでなく、図書館や美術館などの文化施設もあって、子育て環境のイメージにぴったりでした。
【☑︎特徴2】本気の田舎暮らしには不安がある人
「自然の中で子育てしたい」と言っておきながら、数十年間、何不自由のない都会生活に慣れきった私たち夫婦は、サバイバルな環境ではきっとやっていけませんでした。
その点、三島は、"まちのお肉屋さん"や"まちの八百屋さん”など専門店が多く、食品スーパーも中心部に3箇所あるので、この環境なら初めての地方暮らしでもやっていけると思えました。むしろ以前より生活がしやすくなったとすら感じています。
ちなみに写真の駒井精肉店さんはTBSの『がっちりマンデー!!』や『バナナマンのせっかくグルメ!』で紹介される人気店です。
【☑︎特徴3】今の(都内での)仕事をつづけながら移住したい人
夫婦ともに今の会社をやめることは考えていなかったので、会社のリモート制度を確認のうえ、「2時間以内で通勤できる地方都市」という条件で移住先を探しました。
三島は新幹線の停車駅であり、品川まで約45分、東京まで約50分とアクセスがとても良いです。会社の交通費で新幹線を使えるなら、毎日在来線に乗るよりも、グリーン車で通勤するような感覚でとても快適です。ちなみに三島在住で週5で都内に通勤されているご夫婦もいらっしゃいますよ。
【☑︎特徴4】子育て仲間と自然に繋がりたい人
これはかなり切実な問題でした。初めての子育てと移住で正直不安もたくさんありましたし、友人から「出産後は夫だけでは無い誰かと会話したり、LINEしたり、外との関わりを持つことが大事」とアドバイスをもらっていました。生まれたばかりの赤ちゃんと24時間過ごしていると、やはり体力面、精神面でしんどい事も多いからです。
私はこどもが生後2ヶ月になった頃から、三嶋大社近くにある「からだケア3919(旧コソダテの学校3919)」のベビー講座に通い始めました。発達段階に合わせてクラス分けされているので、近い月齢のお子さんのいる方と繋がることができ、ここで出会った仲間は私にとって、とても大切な存在となっています。都内の友人からも「そんな場所があるの!?」と羨ましがられます。
同じ運営元の1階のカフェを利用するだけでも、お店の方が心地よい距離感で寄り添ってくれて、横の繋がりができやすいですよ。(自分がお手洗いに行きたい時も抱っこしててくれたり...優しい!)
【☑︎特徴5】 飲み屋が徒歩圏内にある街に住みたい人
夫とはよく仕事帰りに家の近くで待ち合わせして軽く飲んでから帰ったり、休日に気になるお店を開拓したりしてました。
家探しで三島に行った時に地元の方が「三島は飲み屋の街だからね〜」とおっしゃっていて、最高ですね〜、と思いました。
実際、おいしそうなお店が点在していて、妊娠中は夫と気になるお店をリストアップして足を運んでいました(残念ながら私はノンアルコールでした..)。
※住むエリアにもよります
【☑︎特徴6】今より広いお家に住みたい人
私たちは現在賃貸で暮らしていますが、せっかく地方に移住するなら、今より広い家に住むことは、大きなモチベーションのひとつでした。
今の家賃を神奈川に住んでいた頃と比較すると、神奈川の東横線沿いの築浅1LDK、最寄り駅徒歩12分 > 三島の築浅3LDK+駐車場、最寄り駅徒歩7分って感じです。広くなって部屋数も増えて駐車場を借りても以前より安く済みました。ただ、地方にしては家賃相場がやや高めな気はします。
【☑︎特徴7】 週末になると友達に会いたくなる人
移住後に親しい友人や家族と気軽に会えなくなることは、やっぱり寂しいです。でも三島は新幹線も停まる観光地なので、「都内からあっという間だよ」「三嶋大社とか源兵衛川とか観光スポットがあるよ」「水がとにかく綺麗で癒されるよ」「鰻がおいしいよ」などを誘い文句に(笑)、ちょっと観光がてら遊びにおいでよ、と言いやすいです。
あと、東京や横浜くらいの距離なら、前日に思い立ってお買い物に行ったり、友達に会いにいったりなんてこともできちゃいます。
【☑︎特徴8】 “地元伝統のお祭り”に憧れている人
地元で古くから続く伝統のお祭りの様子をテレビやネットニュースで見ると、羨ましくなりませんか!?(わたしだけ!?)
私の生まれ育った地域にはそういった文化がなかったので、自分のアイデンティティの一部に地元の伝統的なお祭りがあるっていいなあ、と昔から思っていました。
三島には「しゃぎり」という太鼓や笛を奏で合う風習があり夏の風物詩となっています。毎年8月の恒例行事「三嶋大祭り」では、各町のしゃぎりが披露され、山車を引いてお祭りを盛り立てます。こどもが大きくなったら一緒にしゃぎりに参加したい!
【☑︎特徴9】東京への未練を捨てきれない人(笑)
変わらない日常も良いけど、やっぱりそれだけだと物足りなくないですか!?(これもわたしだけ!?ミーハーなんですよね…。)
三島駅近くの楽寿園では、週末にマーケットやイベントが頻繁に開催されています。パンやクラフトビールをテーマにしたイベントもありますし、東京の雑司ヶ谷で開催されている人気イベント「手創り市」の企画が三島で開催された時は嬉しかったです。
・ものづくりを生業とする街づくりのマーケット Village
・小粋なイベント屋さんnicoli
・Mishima CRAFT BEER Marche(三島クラフトビアマルシェ) など
楽寿園以外でも、独自にイベントを企画してくださるクリエイターさん等がいたり、おとなりの沼津でも「週末の沼津」という定期マーケットが開催されているので結構たのしく過ごせます。
【☑︎特徴10】 移住・子育てサポートがしっかりしている地域に住みたい人
三島市は子育て支援や移住者の受け入れに積極的です。私は妊娠中で子育て支援には関心がありましたし、県外移住者がすでに多い場合は、自治体のサポート体制やコミュニティが整っているケースが多く移住の安心材料になりますよね。以下は三島市の支援制度の一部です。
・移住者への補助金
・出産、子育て応援金
妊娠中5万円、出産後5万円/人の合計10万円が実費で支給されます。
・みしまっ子すくすく祝金
出生児が第1子の場合は1万円、第2子の場合は5万円、第3子以降の場合は15万円支給されます。
・0〜18歳まで子ども医療費が無料
毎回病院の受付でついついお財布を手にしている自分がいるのですが、お会計は0円です。こどもたちが健康で安心して暮らせるように、こどもの医療費を街に暮らす全員で負担しようというすばらしい仕組みだと思います。本当に感謝しています。
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以上、私が三島移住に向いてそうだと思う人の特徴でした!共感できる項目はいくつありましたか??
知らない地域に移住することには、多少なりとも不安が伴うと思います。
当時自分たちはどのように決断したのか思い返していたところ、ロジカルに検討していったというよりは、最後は「こどもが生まれてからだと家探しも大変だし身軽に動けるうちに移住してみるか!」という"勢い"が一番の原動力になったと思います。
三島なら距離的にも心理的にもハードルが低く、「失敗したら戻れば良い」くらいの気持ちで、お試し移住に最適だと思えました。
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こんな感じで、また三島での移住生活について記事を書いてみようと思います!お読みいただきありがとうございました!