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僕の夢
こんばんは。LCWコーチング集合トレーニング第2回が終わりました。
終了後、28歳の会社員と、54歳の管理職の同期達と、将来の夢について語り明かしました(^_^)ノめちゃめちゃ刺激的でした笑
今日は、そこで話すことで整理できた自分の夢について記事にしたいと思います。
突然ですが、人にはニーズと価値という2つの欲求があります。
ニーズとは、他人からこう思われていたいという願望や、こうみられたいという思いだったりします。満たされることで満足感が得られ、不足するとイライラします。
一方、価値とは、自分が心の底からやりたいことであり、たとえ無料であったとしてもずっと続けられる物事だったりします。満たされることで充実感が得られ、不足すると虚無感に襲われます。
では本題です。僕は小学校中学校、そして高校から大学へと、日本の教育機関に沿った人生を歩んできました。
もちろん、その中で楽しかったことはたくさんあるし、かけがえのない友達も作れたとは思います。思い出もたくさんできました。
ただ、高校受験、大学受験を通して感じたことは、これが本当に自分のやりたいことではないということです。
つまり、僕にとって受験とは、ニーズ100%のものでした。本当にやりたいことではないけど、皆やっていることだから、社会は大卒を求めているから、そういって自分をごまかしてきました。地獄のように3年間という寿命を費やし、現役で旧帝大へ進学する事ができました。
しかし今断言します。受験は、明らかに自分の価値0%のものです。少なくとも僕にとってはそうでした。
これを見て皆さんこう思うかもしれません。「本当に受験を心のそこからやりたい奴なんている訳ないじゃん。でも、受験しないと大学に行けないし、大学に行けないと就職できないから仕方ないじゃん。」
受験生当時は僕も同感でした。というかそう考えるしか、僕の精神は受験に耐えられなかったのだと思います。しかし今となって僕はこの考えが、極めて狭量で愚かで貧しい考え方にしか思えないのです。
この考え方を続ける人の未来は見えすぎています。なんとなく受験し、なんとなく受かった大学へ進学し、みんながするからとりあえず就活し、なんとなく選ばれた会社でずっと働く…。
もちろん、決まった会社において、自分の価値に沿った仕事ができて、自分の能力が十分に発揮でき、仲間もいい人が多く、正当な報酬が返ってくるのなら、それに越したことはありません。
でも、現実は、自分の仕事内容が、自分の価値に沿っていることはほとんどありません。加えて上司や仲間はあなたが選ぶことはできません。どんな嫌な人であろうと一緒に仕事をする以上受け入れるしかないのです。
そんな会社で定年まで働くことを想像したときに、僕はそんな人生絶対に嫌だと思いました。
でも、なんとなく心の中ではそれに気づいていても、「皆がやるから」と自分をごまかして、なんとなく受験、就職する人が多すぎる、僕はそう感じています。
僕には、皆ニーズだけを考え、自分の価値を押し殺して生きているようにしか見えないのです。
ここで皆さんに質問です。皆さんには、中学校や高校で、自分の得意な要素や好きなこと、周りの目を気にせず夢中になれることを見つけるための、自分自身と向き合う授業がありましたか。(もしくはありそうですか?)
僕には全くなかったです。おそらく、皆さんの多くがなかったと思うし、今の中高生もあまりその機会は得られないと思います。
理由は分かりません。完全に謎です。僕には5教科7科目よりはるかに重要に思えるのに、なぜ先生たちは、こんな大切な時間を無視して、勉強しろとか、国立大を目指せとか言ってくるのか.....
僕がたてた仮説は、日本の学校教育は、サラリーマンを養成するためのシステムの傘下に置かれているというものです。
大学に入ったら皆当然のように就職の話をし出す、就職の良し悪しで学部のコース決めを行っている…もう完全にニーズ100%の世界です。
僕はこう思うのです。もし、自分の強みや自分の本当にやりたいことを受験前もしくは就職前に自分と向き合って知っておけば、どんなによかっただろうと。
そして、僕は、
「まだ夢のない若者が、なんとなく周囲の大人たちからいわれて受験勉強や就活を半ば強制される前に、自分が本当にやりたいこと、将来の夢を真剣に考えて、見つけ出す手助けがしたい」
と思うようになりました。
僕がコーチングを習い始めたきっかけはまさにこれです。塾講師や先生、就活アシスタントとしてサポートすることも考えましたが、結局、学校教育の場において教えられることには、サラリーマン養成所である以上、限りがあると考えました。
皆がそれぞれの強みを発揮して仕事やビジネスをする事が、日本の経済成長につながるし、これから絶対に必要になってくることだと僕は信じています。
僕の夢は、若い世代の将来の夢を、コーチングを通して見つける手助けをする事です。そのためにはまず、若者にこの思いが届く必要があると感じています。そのためにも、皆さんどうかこの記事がよいと思ったら、イイネボタンをクリックして下さい。最後までみてくださって本当にありがとうございました。