タツノオトシゴ

小学生から大学生にぜひ読んでほしい本をお薦めします。小さい頃から大好きな読書を通して、…

タツノオトシゴ

小学生から大学生にぜひ読んでほしい本をお薦めします。小さい頃から大好きな読書を通して、未来を担う子どもたちや若者に、充実した幸せな人生を歩んで欲しいという思いを伝えたい一心で書いています。 長野県在住。

最近の記事

むかしむかしお爺さんはラップからおにぎりを出して食べました。

「縄跳びしてる時ほっぺが揺れるのが気になるんだよね」 宿題をしながらふとそう言った一年生の娘。 大爆笑。 たしかに揺れそうなふわふわの丸いほっぺ。 自分にもそんな時期があったんだろうか。 そして今朝も。 「昔はラップがないから葉っぱとかにおにぎり包んでたんだよ」 朝ごはんを食べながら一言。 絵本や昔話に出てくる光景と今自分が生きている世界の違いを見つけたんだろう。 「そうだね」と夫。 「むかしむかしお爺さんは山でラップからおにぎりを取り出して食べました…って?笑!」

    • 「雇われ方」より「雇い方」を学べ『あたりまえを疑う勇気』植松努・清水克衛著

      私達日本人は、教育や社会を通して「雇われ方」を学んできました。 学校で校則を守り、言われたことをきちんとやって縦に従い、個性は出さずに横並びの列を崩さない。 少数派ではなく多数派であれ。 意見を言わずに素直に従う人こそがいい子だの優秀だのと褒められる学校や社会。 こんな環境では、優しさや謙虚さを履き違えてしまいます。それはすべて、そのほうが権力を持った大人や国が扱いやすいからです。 子供としても、学生としても、そして、会社員としても国民としても。 この本の中で植松さんがお

      • 『犬のうんちを踏んでも感動できる人の考え方』ひすいこたろう著 

        やりたいことがうまくいかないとき。 誰かにひどいことをされたとき。 最悪とも思えるような事が起きたとき。 人がうらやましくなったとき。 仕事に行き詰まったとき。 孤独で寂しいとき。 怒ったり泣いたり落ち込んだりします。 私達は生身の人間です。 感情も一瞬一瞬揺れ動き、楽しいときもあれば悲しいときもあります。 でも、起こる出来事に良いも悪いも無く、それを良いか悪いかを私達が決めてしまっているだけです。 すべての出来事は、私達を最高な自分へ最高な人生へ導くための通過点です。

        • 無意識の信頼で成り立っている日常

          「信号を守る」 ルールとしては当たり前だけど、皆、無意識に「このルールは守られる」という常識の上で生活している。 でなければ、車の運転も歩道を歩くことも、子どもたちが横断歩道を渡ることも何もできない。 人は人に危害を加えない、と無意識に周囲を信頼しているから、公共の乗り物に乗り、道を歩き、店舗を構えたりそのお店を利用したりする。 そういった類の「無意識の信頼」は日常生活の中に山ほどある。 そして残念ながら、決して少なくない確率でその信頼をぶち壊すような事故や事件が起

        むかしむかしお爺さんはラップからおにぎりを出して食べました。

          フィヨルドの岸で焚き火。 シンプルで贅沢なもの。

          2012年夏。 3ヶ月間、自転車でキャンプをしながら旅をした。 旅を始めて約1ヶ月。 デンマークからフェリーでノルウェーへ渡り、山道、雪道を越えここはRingøyという街の小さなキャンプ場。 ここは、山側から私達が入ったフィヨルドと、海側からのフィヨルドのちょうどぶつかった所にあるキャンプ場。目の前には神々しい光が差すフィヨルドがあり、キャンプをしながらノルウェーを巡る醍醐味を味わい尽くせるキャンプ場なのだ。 焚き火の窯(石を積み上げたもの)がいくつか並んでいて、そのそばに

          フィヨルドの岸で焚き火。 シンプルで贅沢なもの。

          泊まれて嬉しい!伊勢の露天風呂客室!お料理も素晴らしいお宿「伊勢神泉」

          さいっこー!!! 温泉、特に露天風呂が大好きな私にとって、客室に露天風呂が付いているなんて夢のよう。 ここは伊勢神宮外宮参道にある‘’伊勢神泉‘’というお宿。 伊勢神宮参拝は3年前から延期延期… 今年新年開けてやっと実現した。 母、姪、夫、娘との5人旅。 以前から伊勢神宮参拝旅行を計画していたが、コロナや金銭的なことで延期せざるを得なかった。 が、今年のお正月。 「伊勢神宮に行きたい」という姪の一言から、計画はトントン拍子に進み実現に至った。 母は今年で74歳。足が悪いた

          泊まれて嬉しい!伊勢の露天風呂客室!お料理も素晴らしいお宿「伊勢神泉」

          木に感謝し木を削る木地師が住む場所。どう生きていきたいのかを自分に問いながら今日を生きる。

          長野県南部の山奥。 谷底から山へ向かって上っていった峠の集落に‘’木地師‘’という職人達が住んでいます。 轆轤(ろくろ)という機械に丸い木材をはめ込み、機械を回しながら彫刻刀のようなもので木材をくり抜いていくと、こね鉢やお盆のような木製品が出来上がります。 こうして書くのは簡単ですが、実際は子供の時から親に付いて習った職人がほとんどで、そのくらいとても難しいものなのです。 実は、縁あって‘’木地師の里‘’と呼ばれるこの集落で働いたことがあります。 店主は、木地師歴60年にも

          木に感謝し木を削る木地師が住む場所。どう生きていきたいのかを自分に問いながら今日を生きる。

          メダカを飼うと開運するって本当でした。

          家は最初ハムスターを飼おうとしていましたが、初めてのペットなので飼いやすさを重視してメダカにしただけでした。 部屋の東側、玄関と対角線の場所に水槽を置くといいと書いてあり、ちょうどいい場所があったので設置。 ガラスの水槽に透けた緑色の水草がゆらゆらと動く。それを眺めているだけでも幸せです。 そしてその中を気持ちよさそうに泳ぎ回るメダカ達。ろ過器から流れ出る水の心地よい音が、まるで部屋ごと水槽にしてくれたかのような臨場感を生み出しています。 さらに、今まで置いていたいくつかの

          メダカを飼うと開運するって本当でした。

          1年前にnoteを始めていても絶対に書けなかった2021年の自分とこれからの自分。

          人が何かを始めるには、たとえ小さくても何かしらのきっかけがあると思います。 2021年、私はきっかけどころじゃない大きな出来事で生き方が180度変わりました。 そしてnoteを始めたのです。 去年(2020年)の私の周りと私自身に起きた出来事を‘’簡単に‘’並べてみました。 《エピソード1》職場内で敵対していた4人が直接対決しその現場で私が重要参考人として意見したことにより、4人のうち2人が退職する。その後、この退職した2人が、権限を持つ男性をお色気で操っていたことが

          1年前にnoteを始めていても絶対に書けなかった2021年の自分とこれからの自分。

          大人になってから「クマのプーさん」を観ることのススメ。名言だらけでした。

          ‘’僕は僕でいちゃいけないの?‘’ ‘’生きたい場所は向こうから来てくれるよ‘’ ‘’時にはじっと待つことも必要なんだ‘’ ‘’大切な人ならなぜ一緒にいないの?‘’ ‘’風船を持ってると僕は幸せなんだ‘’ これって誰の言葉だと思いますか? くまのプーさんです。 これ、映画「プーと大人になった僕」のなかでプーさんが言っている言葉なんです。 プーさんの仲間達と共に子供時代を過ごしたクリストファー・ロビンという男の子が大人になり、責任に潰されそうになっている時にプーさんたちと

          大人になってから「クマのプーさん」を観ることのススメ。名言だらけでした。

          自分軸で生きる練習をはじめました。小さな事からコツコツと。

          私は、居る場所や持ち物、着るものによって気持ちが変わりやすい。 あと、人の気分や態度や言葉によってもかなり感情が変わりやすい。 要するに周囲に影響を受けやすい。 でも本当はバリバリ自分軸で生きたい。人の目も評価も何にも気にならない、自分がどうしたいかだけで生きる人でいたい。 トロいと思われてもいいから自分のペースで仕事をしたい。 愛想が悪いなと思われてもいいから無理に明るくしたくない。 と思った時に気づいた事。 「トロいと思われてもいい」とは思っていない。仕事が早いと思われ

          自分軸で生きる練習をはじめました。小さな事からコツコツと。

          私、人との関わりが下手なんです。でもほんとは好きなんです。

          私は今、人付き合いをしたくない。 なのに、人と話したい。 人と分かり合いたい。 人を信じたい。 信じても期待どおりにいかなかったことがある。何度もある。 夢物語のような期待じゃない、ただ素直に喜びを感じているだけの期待だ。 期待しなければいいと言う。 期待しないことのメリットを書いた本もたくさんある。 頭では理解している。 でもね、人を信じることってごく普通の感情で、喜びであり希望である。 もしかしたらこうやって私も誰かを傷つけてきてはいないだろうか。 みかんの皮から飛ん

          私、人との関わりが下手なんです。でもほんとは好きなんです。

          最先端の自転車都市コペンハーゲン。Hej!と笑顔が生まれてくる場所。キャンプ旅3ヶ月③

          1.テントを立てて地図を広げる。 2.この辺まで行けそうだからこの辺にあるキ   ャンプ場は…ここ!決定。終了。 これが私達の旅。 これを3ヶ月繰り返した笑 こんな行き当たりばったりでも自転車旅ができた国デンマークについ書きたい。 考え、試し、実行する。全ては人と地球のしあわせのため。それがデンマーク。デンマークが1990年以降、様々な実証実験や政策を実行してきた結果、このような自転車大国になったとのことだが、さらに2025年に向けて通勤・通学者の自転車利用率を50%ま

          最先端の自転車都市コペンハーゲン。Hej!と笑顔が生まれてくる場所。キャンプ旅3ヶ月③

          デンマークKASTRUP空港到着!キャンプ旅3ヶ月②

          6月4日。 「当機はまもなくデンマークKASTRUP空港に到着いたします。」のアナウンス。 冷静を装って座ってはいるが、窓の外に見えるデンマークの平らな地形と広い海に内心大興奮。 入国手続き後、早速ろきは、一部分解して積んできた自転車の組立作業に入る。 自転車がこんなに分解できることも、こんなふうに組み立てられることも知らなかった。車もジェットコースターも新幹線も、全てこうして人が作って来ているのだな、と感心する。 自転車組み立て終了。 デンマークの土地を、日本から持って

          デンマークKASTRUP空港到着!キャンプ旅3ヶ月②

          自転車でデンマークを巡る旅。しかもキャンプで3ヶ月!①

          2012年6月。私達夫婦は、成田空港からコペンハーゲン行きの飛行機に乗った。 2人分の自転車と一緒に。 この旅は、私達の夢の塊のようなものだ。 夫(通称:ろき)は自転車やキャンプが好きで、学生時代の終わりには1人で自転車日本一周の旅をしたらしい。 対して私は、とあるきっかけで20代後半からデンマークにハマり、デンマークに行くために無我夢中になって数カ月、やっとこさ実行できたのが、1ヶ月間のホームステイ。 そのホームステイで、さらにデンマークにどハマリし、いつかまた必ず行く!

          自転車でデンマークを巡る旅。しかもキャンプで3ヶ月!①