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小さな習慣の威力
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SNSで見かけて「複利で伸ばす」というワードに惹かれてKindleで購入してみました。
株式投資でのお馴染みの「複利」というワードが習慣とどうリンクするのか興味深々な一冊でした。
読み解いていくと目標を達成するために小さな習慣の仕組みを複利で組み込んでいこう、という一冊でした。
例えば、ダイエットをしたい、と思い、筋トレを毎日100回の目標にしてしまうと数日間頑張れてもモチベーションが続かず3日坊主で終わってしまう、という事が起こりがち。
それならば毎日1回の腹筋をするなど目標を最小化し、目標を易しくすると習慣化しやすくなる。
小さな習慣で目標を達成しやすくし、小さな習慣を仕組みに組み込んで複利で運用していくと効果絶大になるという事です。
毎日1回、1年で365回の腹筋をしていくと、複利の効果で結構な効果が期待出来るはずです。
少なくとも全く何もしないのとでは雲泥の差です。
よく成功者は目標が大きいから上手くいったんだ、という論調を見かけますが、同じような目標を持った人は5万といるはず。
同じ目標を掲げたにもかかわらず、上手くいく人とそうでない人に別れるのは目標を達成するまでのプロセス(仕組み)が違っていたのではないかと推察します。
あと目標を達成するまでの時間軸も焦って短期で考えず、長期で考えた方が良い、という事も書かれていました。
人間どうしても短期的な成功を追い求めがちですがじっくり構えたいものです。