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身体を固めてはいけないよ!
からだのイメージ
じぶんのからだ、どんな風に思ってますか?
あるいはどんな風に在りたいと思ってますか??
もし、筋肉の鎧でガッチリ… と思ってたら、ちょっとこの記事は合わないかもしれません。
しなやかに、伸びやかに、でもじぶんの軸をしっかりと… と思ってたら、その思ってたことにマッチするかもしれません。
「将来どんな大人になりたい?」と子どもに尋ねるように
「将来(5年後10年後)どんなからだになってたい?」と自分に問いかけて見てください。
なりたいからだのイメージ無くして、そこへはたどり着けません。
イメージがなければ、ただただ時間が経過して歳を重ねるだけです。
それは老化であって、進化ではありません。
私たちは空気の海を漂うイソギンチャクだ
イソギンチャク??
ナニヲイッテイルンダ…ƪ(˘⌣˘)ʃと思う方もいるかもしれませんが
私たちのからだは本質的にはイソギンチャクと同じようなものだと、私個人は考えています。
というのも、私たちを作っている骨や筋肉・そして内臓などなど、それらはたくさんの水分を含んでいるからです。
いわば(水風船みたいな)弾力性のある袋に収まっている水とたくさんの有機体(菌類)の集まりです。
外部から刺激(ストレス)を受ければ縮み、その刺激がなくなれば緩み…
それを繰り返しているだけの生き物です。 まぁ極論ですが…
ストレスから身を守る反応が「萎縮」または「慢性的な収縮」
ひとは「攻撃」されていると感じると、自然と防御の態勢に入ります。
その時、ぎゅっと縮まるのが、お尻と口
口はあまり自覚はないかもしれませんが、自分が怒られてるのを想像してみてください。
あまり言い訳しちゃいけないし、下手に言い訳するとさらに怒られるし…
あれこれ言いたいことはあるけれど、余計なことを言わないでいようと口を噤みます。
同じく、怒られている時、お尻はぎゅっとなっているはず。
修羅場をかいくぐってきた猛者は、それぐらいじゃ動じないかもしれませんが、子ども(あるいは幼少期からの積み重ねだと考えると…)はどうでしょうか。
お尻がぎゅっとなって、お腹もなんなら一緒にぎゅっと縮まっているはず。
ぎゅっとなると巡りが悪くなる
これがイソギンチャクと例えた所以ですし、この「ぎゅっ」としちゃうのが慢性的なからだの萎縮につながるわけです。
ちゃぷちゃぷと伸縮性素材に水分を蓄えた私たちの身体は、萎縮が慢性的になるとぎゅっと縮まるのが癖になってしまい、そのことでからだの内側の容積が減少します。
歳とともに背が縮むなんて話がありますが、この辺が鍵になってるんじゃないかなと思っています。
内側が縮んでしまうと、血管やリンパ管や消化器などの管(家で例えると配管のイメージ)は小さくなりますし、小さくなった管の中の水分は圧力が高まります。
なんとなく言葉だけでも、良くない感じがしますよね…
そう、単純に巡りが悪くなるのです。
巡りが悪くなったところに、追い討ちをかけるように重力が押しつぶしにくると、巡りが悪くなった箇所がさらに巡りが悪くなります。
ここで言う「巡りの悪さ」というのは、水分の滞留です。
流れない水は腐ると言いますから、老廃物がそこに留まり…
あとは言わずもがな、からだにとって良いことは何一つありません。
明日、どんなからだで起きたいですか?
5年後10年後のからだのイメージももちろん大事ですが、
もっと大事なのは、今日、知らず知らずのうちに縮めてしまったのを「明日、どうするか?」です。
からだの内側から(心もからだも)楽になって、深い呼吸で
海の中で波に揺られて漂っているイソギンチャクみたいにリラックスして布団に入れるようになりましょう😄