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#7「なんでキャリコンになったのよ?」には端的に答えられない⑤

「転職の難しさをボヤいたら人違いして傾聴スキルが上がり、主客転倒の結果、変な自信がついて、ググったらキャリコンになることを勧めらた」の物語、いよいよ完結!

ググったらキャリコンになることを勧められた

実験とオリジナル商品の誕生

人がキャリアに悩み精神的に落ち込んだ状態から回復していくまでの過程を学び、再現性があることを確かめるため、モニターを募集。Facebookや、Yentaで、いろんな人に話しかけて実験台になっていただきました。感謝!

ひと通りカウンセリングを実践し、評価をいただいてみると、効果を実感するには十分な手ごたえを感じました。

悩みのアウトプット、他者との会話と傾聴、他者を鏡とした自己理解…これまでの経験がひとつに収束し、自分なりのカウンセリングメソッドになっていきます。

これは自分だけのものじゃない、悩む誰かに使ってもらいたい。ビジネスとして世に出していこう。まるで自分の子どものように愛着がわきました。

生まれた子どもには名前を付けなければ。
人生100年時代を生き抜く力…みたいな言葉にしたい。
私たち(We)には生きる力(Vigorous)がある、悩みをチカラに変えていきたい…
組み合わせて、「Wegorous」(ウィゴラス)。
ふむ、いいかもしれない、とひとまず自己満足。

既にやっている人を探しに、ググってみる

いざビジネス化となると、色々疑問がわいてきます。

例えば、私のように獣医という背景で、キャリアの悩みを取り扱っている、いわば「先輩」はいるのだろうか?
そして、ロールモデルになるような人はいるのだろうか?

既存のサービスについて調べることは商いの鉄則ですもんね。

ググってみると…すぐに見つかった。
この先駆者は一体どんな人で、どんなビジネスモデルを展開しているのか?…ここは懐に飛び込むべし!

ということで、早速コンタクト。
臆せず話しかける姿勢も、すっかり板についたもので。

本当にありがたいことに、その先生はお忙しい中、わざわざ面談の時間を作ってくださいました。

最後の決め手

色々お話を伺っていると、先達としてこの道を切り開いてこられた勇者に心から敬意が沸き上がってきました。
こんにちに至る経緯について互いに共感するところもあり、励ましの言葉もいただき、とても貴重な時間だったと思います。

そして私のビジネス展開について相談すると、惜しげもなくアドバイスがいただけたのです。

「この手のビジネスって、情報と人脈が大事なんですよ。
だから、そうですね…私と同様、キャリアコンサルタントになりましょうよ。
仲間になりましょう」

…というわけで、その日のうちにキャリコン養成講座にエントリーした次第です。

その後のこと

多分、必要な遠回りだった

性急なビジネス展開をあきらめ、養成講座で力を貯める格好となったのですが、私はとても有意義な雌伏の時間だったと思います。

というのは、傾聴スキルがあると思っていましたが、養成講座を受けなければとてもプロの世界ではやっていけなかっただろうなと思うからです。

養成講座では技術の高い人とロールプレイをし、我が天狗の鼻をばきばきにへし折られたものでした。

「仲間になりましょう」
…あの日の先輩の言葉が頭に響く。やばい、先輩、このままでは私は仲間になれません。

養成講座を卒業して試験本番までの2か月間、生徒はおのおの練習相手を見つけて実技訓練をするのですが、私は練習すること30回。1000問掲載された問題集も2周クリアして本番に臨みました。
多分、同期受験者の中でも多い方だったのではないかと思います。

結果は合格、ふーー!

感謝

思えば失敗からスタートして、立ち直るのに必死になる中での出来事だったけど、いろんな人に助けられました。
奇跡的な偶然の出会いは、道を求めて行動するから起こる。
ひとの温かみを知り、ひとまずここまで乗り越えられた自分に、すこしは自信を持ってもいいんじゃないかと、このごろ思えるようになったのです。

※こんな私ですが、だからこそできるキャリアチェンジカウンセリングをやっております。お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ!
公式LINEもあります(^^)/


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