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『家族企業』から『企業』への一歩はこれだと思う。

地方の零細企業には『家族企業』が多い。

パターン①
社長:父
専務:母
息子:常務/取締役/営業部長

パターン②
会長:父
社長:息子
専務:母

パターン③
会長:父
社長:長男
専務:次男

とか。

で、普通に家族企業のメリットとデメリットが存在しています。

■メリット
・無理が言える
・そもそも一連托生
・自由度が高い
・融通が利く
・動きが早い

とか。

■デメリット
・ワンマン
・人材が育たない
・組織として一定以上成熟し切れない
・経営が不透明

とか。

ま、メリットもデメリットも他にもたくさんあるし、上に書いたこと関係なくしっかり経営している素晴らしい経営者もたくさんいると思います。

結論から言えば『家族企業』は素晴らしいと思ってます。大きくすることだけが全てじゃないし、幸せの基準は人それぞれですし。

ただ、こと自分の経験に関してですが、『家族企業』から『企業』への分かりやすい一歩はこれでした。

①家族外の人材を取締役にいれること
②スタッフに『予算』や『決定権』を委譲すること

家族外の人間を経営陣に迎え入れることと、『社長(上司)に聞かないと分かりません』の回数を如何に減らすかが零細企業の成長のカギじゃないかとせちに思います。

自戒を込めて。

『この件は任せるから頑張りな』

これをちゃんと言って、その結果がどうなろうと責任を取れる社長(上司)は普通に素晴らしいと思います。

そして、『任せる』と『丸投げ』は全く違う。

当たり前のようでやり切れない『任せる』ということ。

自戒を込めて。

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