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【一生に一度は見たい!】天才ガウディが残した遺作③

今日もガウディについて書いていきます。
前回からカサ・ミラについて書いていますが、今日はその続きです。

カサ・ミラは上から見るとこんな感じになっています。

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出展:https://kamimura.com/?p=8046

無限大(∞)のような形をしており、いびつな輪が二つ建物を貫いています。
これらの穴は約30mほどの深さがあり、庭までつながっています。

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出展:https://kamimura.com/?p=8046

下からは螺旋階段が設けられており、錬鉄製の手すりには様々な細工が施されています。

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出展:https://kamimura.com/?p=8046

天井には淡い色調の植物や花のフレスコ画が描かれています。

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出展:https://miyudesign.com/blog/14375

屋根裏部屋まで上ると美しい家具が立ち並んだ、石とレンガでできた部屋になります。


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出展:https://plaza.rakuten.co.jp/laurier/diary/201205140000/

高さの少し違う270個ものパラボラアーチがおよそ1m間隔で並んでいます。
肋骨の中みたいですね。

ここには魚の化石、オウムガイの貝殻、蛇の抜け殻なども展示されています。
すべてガウディの所有物であり、こういうところからもガウディが生き物から着想を得ていたことが分かります。
そこには展示品と共に、下記の様な言葉が書かれています。

どんなものも新たに生み出すことはできない、それはもとから自然に記されているのだから。
独創性は起源への回帰によって成り立つ。
ーアントニ・ガウディ

また、この屋根裏部屋にはカテナリー模型も展示されています。

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出展:https://kamimura.com/?p=8046
カテナリー(懸垂線)とは、二つの固定点の間にゆるく垂れ下がった紐(ハンモックなど)が形作る曲線のことです。

サグラダ・ファミリアはここから着想を得て作られたのではないでしょうか。

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自然や生き物、重力によって現れる懸垂線など、様々なところから着想を得てガウディの建築は造られています。
そういったことを知っていくと面白いですよね。

吉村先外

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