人生を変える応援の力
※使用している画像は自主製作品です。
僕自身たくさんの人に応援してもらって、頑張ってこれたことが多々ありました。
今回はそんな応援の力について、こちらの本を読んで改めて大事だと感じたのでシェアさせていただきます。
朝妻さんの活動が知りたい方はこちらの動画から概要をしることができます。
今回は僕がこの本から学んだ応援の力をシェアしていきます。
■なぜ私は、見ず知らずの人たちを応援しているのか
これがよく聞かれることのようですし、僕自身もこれが最初疑問でした。
まず、朝チアとは駅前などで道行く人に元気にチアで応援をするというものです。
応援で筆者が大事だと考えていることの1つに、見返りを求めないというのがあります。
シンプルに目の前の人を元気づけることを大事にされています。
誰かを応援することは、誰かを想うこと。
ちゃんと見てるからね、と心の中でパワーを送るのが大事です。
また、自分に対する応援も大事です。
「自分はできる」「1日頑張ろう」「大丈夫」という気持ちを常日頃から心に持ち続けて、言い聞かせることが大事だと書かれています。
自分の絶対的な味方は自分自身なので、自分にポジティブな言葉をかけることを僕も大事にしようと思いました。
また、両手を上げて万歳することを「パワーポーズ」というそうです。
確かにこのポーズをすると前向きな気持ちになることができます。
人に対しても常日頃ほめることが大事です。
ちょっと気恥ずかしさはありますが、人の良いところを見れるようになると心にゆとりがでてきたり、人にやさしくすることができるようになります。
応援することは、人にやさしくでき、その人の心に寄り添い、そして自分もしあわせにすることだということを学びました。
■アナウンサー試験に落ち続けて
筆者はアナウンサー試験を70社受けて不採用になった経験をお持ちです。
またうまくいかない渦中でどうしてうまくいかないのかがわからずもがいた経験があります。
僕自身も起業の準備の中で何度もうまくいかない経験をしたので多少は筆者の気持ちもわかるのですが、このうまくいかない真っ只中の人にはなんで自分が上手くいっていないのかがなかなか分からないものです。
そんな時に北海道のアナウンサーの先輩から、あなたならできると思うという「応援」をもらいます。
これにより、再度アナウンサーを目指す夢を追いかけることになります。
それでもうまくいかない経験が続き、そのうまくいかない経験を最初は周りのせいにしていました。
しかし、途中でなんでうまくいかないのか、から、どうやったらうまくいくのか、という視点の切り替えをしたことで、周りに目を向けていた状態から、自分をどう変化させられるかに変わっていきました。
この時に会った方からいただいた「あおいくま」というメッセージも大事にされていたそうです。
あせるな
おこるな
いばるな
くさるな
まけるな
の頭文字とって「あおいくま」です。
これは誰もが大事にした方が良い考え方ですね。
そんなたくさんの人に応援されながら、試験を受けた71社目の山陰中央テレビに、今まで培ってきた経験を活かして面接にのぞんだところ、見事合格。
このエピソードから周りから応援される自分になることや、失敗したときにただ落ち込むのではなく、どうやったら上手くいくだろうと考えて試行錯誤することの大切さを学びました。
■局アナになるという夢がかなって見た地獄
山陰中央テレビに入ったところ、意外とアナウンサーとしての仕事がなく、苦手な事務作業ではミスを連発され、徐々に自信をなくしていきます。
そうした中でも、黙って耳を傾けて応援してくれる方のおかげで辞めずに済んだそうです。
医師の小澤竹俊先生によると、人間の本当の強さは「レジリエンス(自発的治癒力、復元力、逆境から回復する力)」だそうです。
相手にとって支えになるものを良く聞き、理解に努めることが大事だと書かれています。
人は、相手のことを理解したと思ったとたん、集中力が切れて、人の話を聞かなくなります。
相手が「私のことをわかってくれる人がいた」と思ってくれることが大切だと書かれており、そうした聞くことの積み重ねによってレジリエンスがはぐくまれるそうです。
相手のことをよく理解に努め、よく聞くことは最大の応援ですね。
またポジティブな声掛けも大事な応援だと書かれています。
筆者は山陰中央テレビに入ったものの1年でクビになり、その後も全くアナウンサーとしての仕事がもらえない状態になります。
その時にかけてもらったポジティブな声掛けが、自信がなくなっていた自分の自己肯定感を上げてくれるものだったと書かれています。
またその時にやられていた、結婚式の2次会の司会のバイトや、夜のバーでのバイトでも1つ1つ考えて自分の成長の糧にされていました。
相手の支えになっている大事なものをよく聞き理解に努めること、ポジティブな声掛けをすること、1つ1つの仕事でどうやったら上手くいくかを考えながら取り組む筆者の姿勢からたくさん学ぶことがありました。
■朝チアとの出会いが私を変えた
何をやっても上手くいかないこの時に、友人のそういえばこんな人いるよという一声から、朝チアの初代立ち上げ者の齊藤彩に出会います。
齊藤彩さんの朝から一生懸命、勝手に応援する姿に心を打たれて、一緒にやってみたいと伝え、全日本女子チア部☆に入ることになります。
そうやって応援しているうちに、その応援に喜んでくれる方もでき、応援の人に与えるポジティブな影響を実感するようになっていきます。
また、一度はできないと思ってしまうことでも、できない理由よりできる方法を考えることが大事だ、ということも朝チアを通じて学んでいきます。
また、齊藤さんは毎朝チアの前に、何のために朝チアをやっているのかを言葉にしてからパフォーマンスをしていたとのことです。
みんなのエネルギーになりたいと思っている、というその言葉が、自分のエネルギーにもなっている。
人に言っている言葉は、自分にも返ってくるので、ポジティブな言葉を日ごろから意識することが大事だなと思わされました。
そうやって応援を続けているうちに、周りに協力者がどんどんでき始め、テレビの出演も増えていきます。
自ら相手を応援することによって、今度は自分が応援される人になっていくんだなというのも学ばせていただきました。
■応援とはしあわせの循環のはじまり
朝チアに対する否定的なコメントもブログに寄せられることもありました。
ただ、それと同時に朝チアを応援するというコメントも寄せられるようになります。
否定的なコメントにも負けずに頑張ってくださいという応援メッセージが、否定的なコメントがあったがゆえに筆者のもとに届くことになりました。
応援とは、そこに相手を想い、応援する気持ちがありさえすれば、すべてが応援に変わると書かれています。
応援することは、愛することです。
慶応義塾大学大学院教授の前野隆司先生は、幸せは伝染すると言います。
周りの幸せを願えば自分も幸せになるということです。
その幸せには4つの因子があると言います。
①「やってみよう!」因子
②「ありがとう!」因子
③「なんとかなる!」因子
④「あなたらしく!」因子
これこそ応援によって引き出すことができるものです。
筆者の朝妻さんはいまでは全国を飛び回り、全国津々浦々で応援をしていたり、また地元の旭川市の観光大使にもなっていらっしゃいます。(最初は勝手に非公認観光大使をされていたところから、いまでは旭川市からオファーがあり公認の旭川市観光大使になっていらっしゃいます。)
朝チアのメンバーが増えてばらばらになりそうになったこともあったそうですが、メンバー1人1人を全力で応援することで、チームにまとまりができたということも書かれています。
誰かからなにかして「ほしい」と思っていると応援は集まりませんが、逆に人のことを応援し続けると、自分のところにも多くの応援が集まるんだというのを、朝妻さんのエピソードから学ばせていただきました。
■おわりに
ある時、朝妻さんは交通事故にあいます。
とても不安で心配な日々を救ってくれたのも、周りの人からの応援でした。
自律神経を整えることが、体と心の健康につながります。
そのためには下記が大事とのことです。
・腸内環境を整えること
・適度な運動をすること
・毎日、やさしく穏やかな気持ちで過ごすこと
そうすることで愛情ホルモンともいわれる、オキシトシンの分泌が促されるそうです。
応援も優しい気持ちで過ごすことに繋がるので、オキシトシンが分泌されます。
僕自身も、日々誰かを応援する人であり、そして応援される人であるよう心がけます。
吉村先外
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