雪に閉ざされた冬の湧水
地元のボツメキ湧水は冬期間通行止めになるため車で水を汲みにいくことはできませんが、
スノーシューで歩いていって少し水を飲んできました。
氷点下の中だったので湧き水が温かく、少し甘い気がしました。
2メートルを超える深くて柔らかい雪はスノーシューでも足を取られるのでしっかり腿を上げて歩かなければいけませんでした。
誰も足を踏み入れていない雪の中を歩くのは新鮮で鳥や動物の足跡を眺めながら静かに一歩ずつ前に進みます。
何度も引き返そうかと思いながらようやく見えてきた。
雪の高さで深い井戸のような不気味さがありました。
なんとか雪を掘って近くまで。
手袋をとって手で水を掬ってみと、もうすでに悴んでいた手には温かく、味は甘く、何度もすするように飲んでいました。
ここへ来るまでが長くきつかったので2キロくらい歩いたかなと思ったけど、帰り道を測ったら1キロでした。帰りは足跡を辿ったので少し楽できました。
夏場のボツメキ湧水はこんな感じ。
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