会社で人間関係をうまくやっていく方法
「会社で人間関係をうまくやっていく方法(ネタりか)」
2011年4月18日、スイッチを入れて立ち上げたパソコンのトップ画面に、私はこんなタイトルの記事をみつけクリックしてみました。すでに元ネタは消されていて、どんな内容だったかは記憶にありませんが、その時に書いた記事を引用します。
会社で人間関係をうまくやっていく方法[2010/12/25 15:15]
今朝のYahoo! JAPANのトップ画面に、こんな記事タイトルをみつけたのでクリックしてみた。
以上のように、ポイントを3つに絞って解説している。
そして、まとめには、
そうなんです。
自分の心持ち次第で環境の善し悪しは決まる
でもね、人間関係で悩んでいる人の多くは、このことに気づいていると私は思うんですよ!
そして、上司に相談って、
それができないから困っているのに…とか、
わかっていてもできないところをどうするのか、
このタイトルを見てでクリックされる方々は、その答えを求めておられるのではないでしょうか?
…と思ったのは私だけでしょうか。
ただ、このことについて書くと長くなりそうなので、何回かに区切りたいとは思いますが、ちょっとだけ触りをお話しますね。
ポイント1の
「自分を良くみせよう」という気持ちの背後にはなにがあるのか?
考えてみてください。いや、感じてみてください。
いま、あなたは会社にいます。
今日は、先日上司から頼まれた仕事の報告日。なのに上司の機嫌はよくなさそう。
さぁ、どうしましょう?
…どうですか?
「恐れ」の感情ではないでしょうか?
多くの人は、他人からよく見られたいんです!
それは、自分の、会社での存在感やその価値を感じたい(まわりの人たち、特に上の立場の人から認められたい)からではないでしょうか?
なぜそこに恐怖を抱くのでしょう..
それは、多くの場合、幼い頃の親との関係性にあるようです。
ここまで読んでピンときたあなたは、私のブログをよくお読みになっていますね。ありがとうございます!
人間はこの世に生まれ出たとき、親なくしては生きていけない生き物なんです。だから、その親の愛情獲得のために「自分を抑えて」いろんなことをするんですね。
自分は「イイコ」。だから愛して、見捨てないで…と。
このことについては、過去記事をご参照下さい。
この「しくみ」に気づくだけで、恐怖がとれてしまう方がおみえになります。
きっと親からたくさんの愛をもらって(幼い頃それをしっかりと感じ、受け止めて)生きてこれらた方なのでしょう。
いま流行の認知行動療法、昨年(2010年)の春にはうつ病治療で保険適用にもなりました。
でも、難しいでしょう。あるいは、膨大な時間がかかるでしょう。
頭でわかっても、思考の仕方を無理やり変えようとしても、恐怖の感情は理屈(大脳皮質)とは違う扁桃体に記憶され、条件反射として行動を制限するんです。
だから、この条件反射、神経伝達経路を変えないといけない。
SAT療法では、1つの方法として、親の顔イメージを変えることで対処していきます。「身体感覚自己イメージ法」という方法を使って、たとえば「自分をよくみせたい」と思ったときに沸き起こる感情や心の声を特定し、それを繰り返してみることで身体にどんな変化が起こるのかを体験します。
こめかみがしまる、頭が締め付けられる、肩が張る、心臓がドキドキする、息が苦しい、お腹が変、手足が冷たい、全身がこわばる…。
父親か母親のどちらかあるいは両方の恐い顔、嫌な顔を思い出したときに、同じような身体感覚を感じるはずなので、その身体感覚の源を直感で探り…
詳しくは、また。
「闘争心」、これも他者の評価を自分に向けるためのものかもしれません。
「自分の力量」、これは自覚することはもちろん大事です。しかし、できないと判っても「ノー」といえないのが日本人ですよね。この背後にも、ノーといって自分の評価が落ちては困る。気まずくなったらどうしよう…といった恐れの感情があるのではないでしょうか?
このことについて、私は「アサーション」をオススメします。
相手の気持ちを尊重しながらも、自分の気持ちも大事にして「ノー」を上手に伝える技術。まだ詳しく書いてなかったですね。
方法はネット検索でいろいろみつかるでしょうから、ここではこの言葉を覚えてください。そして、必要だなと思った時に調べてみてください。
今日は会社の人間関係で、過去に酷い「自律神経失調症」を経験した私(Web「心と身体の談話室」に書いています)が、その克服のヒントを書いてみました。
SAT法には、人間関係をよくするための方法として「DNA気質コーチング」もあります。DNAに刻まれた自分や他人の特徴を理解し、相手のいいところ(期待できるところ)を期待し、自ら克服すべきところを、明日から無理なく行動していくことで対処する方法です。
「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」。こんなことを、一時期流行った、心理学者のアドラーが言っていました。
会社の人間関係って、なかなかうまくできないことが多いですよね。私も長いこと、それに悩まされました。けれども、ヘルスカウンセリングを身に着けてからは、逆に楽しくてしかたないというくらい変わってしまいました。いまは一人ひとりの違いを愉しんでいる自分がいるんです。
ありのままの自分で人生を愉しむ、それができるか否かはあなた次第です。
私は長い間、自分を縛って生きてきました。それがため、いろんなことを経験し、いろんなことを身をもって学ぶことができました。
学校では決して教えてくれない人生を愉しむ術、人との関係がラクになる術があるんです。それが少しでも多くの人に伝わったら、この世はもっと生きやすくなる。そう信じて、私はこんな取り組みを続けています。