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「明日の敵と今日の握手を」1巻読了

英雄を必要としないための物語、ということでこれは外交の話。
「幼女戦記」のカルロ・ゼンならではの韜晦と外連味。
たまりませんね。

正しさと才能、それに爵位と財産があれば大抵のことは押し切れるという人の心がわからない髭が主人公です。

カルロ・前の原作ものを読むと、私は「正しさだけが必要ではない場合もあるな」と思います。
「正しさ」を武器にする場合は相当な強さが必要とも思います。
それこそ、明日の敵と今日の握手をするくらいの。


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