「look,see,watch」は、こう違う!?(hiro式・英語上達法)

今日も、動詞シリーズをお伝えします。

皆さんご存知のlook,see,watchという動詞ですが、
この3つの動詞は、ネイティブははっきりと区別しています。

また、その違いから発生する熟語も、
完璧にその基本概念から派生してますので、
この記事でしっかり身につけてくださいね。 

【lookとseeの違い】
まずlookから、このイメージは、簡単で、
「目を向けるという動作」が根本にあります。 

Look at the door.(ドアを見て)と、言われた場合、
あなたの眼球がドアの方に向かなければ、このlookは使えません。

それに対して、seeというのは、イメージ的には、
「見える」と同時に、「認識できる」というイメージも含みます。

例えば、lookとseeの両方が含まれる英文で違いを説明しますね。

I looked everywhere but I did not see him.
(私はそこら中探したけど、結局彼をみつけることができかった)

この文には、look と seeが含まれてます。
まず最初のlookですが、「いろんな方向に目を向けた」 
けれども、最終的に彼というのを「見て認識することができなかった」
つまり、「見つからなかった」という違いあるんですね。
単に目の動作のlookに対して、見て認識するseeは、違う概念ですよね。

ちなみに、I see(わかりました)という文例を聞いたこともあると思いますが、
ここにも、seeが使われているのは、この「認識する」という概念が
あるから使うことができるんですね。 


【lookとwatchの違い】
最後に、watchという動詞もありますが、
これは、「集中して見続ける」というのが概念です。

I watch movieなどに使われますが、
これは、映画というのを集中して見続けているから、watchが使われています。

他にも、watch over(見張る) という熟語もあります。
Please watch over my bag while I go to rest room.
(トイレに行ってる間、私のバッグを見張っておいて)

ここにも、watchという単語が使われているのは、
注意深く見続けるという概念があるからです。 

もし、Please look at my bag while I go to rest roomとか言ってしますと、
「単に、目の動作としてバッグを見てて」と言ってることと同じなので、
かなり、お笑いみたいになっちゃいますからね。


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