「will」と「be going to」は違いますよ

今日も、助動詞シリーズです。
「will」と「be going to」は、同じだと思ってますか?
実は、違うんです。

例えば、「明日英語を勉強します。」という文を英語にすると、
I will study English tomorrow.
もしくは、
I am going to study English tomorrow.

この2つは同じと習ったかもしれませんが、
でもこの2つの文、英語ではニュアンスが違うんです。

「will」の方は、ちょうど「その時」に明日英語を、
勉強しようと決めた時に使います。

もっとわかりやすく言うと、
あなたは友達に「明日何するの?」と聞かれたとします。

でもまだその時は何をするか決めていませんでした。

「そうだなぁ。」とちょっと考えて、
「明日は英語の勉強をするよ。」と、「その時」にやることを決めて、
質問に答える場合に、この「will」を使います。

一方「be going to」はどう使うのかと言うと、
「will」と違って、前々から決めていたことに対して使います。

「明日何するの?」と聞かれる3日くらい前から、
あなたは明日勉強すると決めていたとします。
この時は「be going to」を使うわけです。

ですので、この2つの違いを知ることで、
相手がどのくらい前から、予定を決めていたかというのが、
わかってしまうんですね。

なかなか、この微妙なニュアンスの違いは、学校では習いませんが、
海外で長く生活していると、英語の言い回しにも、
違いがあることが分かって、英語の楽しさを実感できます。

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